「社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」

おすすめアニメ
社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」
キャラクター紹介

[su_box title="幽霊ちゃん
【CV:日高 里菜】" style="glass" box_color="#fde580" title_color="#000000"]伏原さんが働く会社に住みついている幽霊。毎晩遅くまで働いている社畜の伏原さんの体調を心配して、何とか家に帰そうと頑張る優しい女の子。必死になると涙が出てきちゃう泣き虫ちゃん。とにかくかわいい。[/su_box]

[su_box title="伏原さん(社畜さん)
【CV:金元 寿子】" style="glass" box_color="#fde580" title_color="#000000"]ブラック企業で日夜、残業を強いられている。お人好しな性格で、同僚や後輩に助けを求められやすい。おかげで自分の仕事が終わらず残業に。幽霊ちゃんが見えるようになってからは、そのかわいさに毎日癒されている。[/su_box]

[su_box title="みゃーこ
【CV:小原 好美】" style="glass" box_color="#fde580" title_color="#000000"]伏原さんと幽霊ちゃんが拾った化け猫。人に化けると、猫のコスプレをした女の子によく間違われる。拾ってくれた伏原さんをご主人と慕っている。料理が得意。とにかくかわいい。[/su_box]

[su_box title="リリィ
【CV:石原 夏織】" style="glass" box_color="#fde580" title_color="#000000"]伏原さんが住んでいるアパートの隣人「倉橋さん」のお世話をしているメイド姿の幽霊。家事全般何でもできるしっかりもの。だらしない倉橋さんに厳しいが、本当は大好き。とにかくかわいい。[/su_box]

[su_box title="倉橋さん
【CV:内田 真礼】" style="glass" box_color="#fde580" title_color="#000000"]伏原さんの隣の部屋に住むイラストレーター。毎日締め切りに追われているので、家事はもっぱらリリィに任せている。とってもだらしない。[/su_box]

[su_box title="ミコ
【CV:小倉 唯】" style="glass" box_color="#fde580" title_color="#000000"]伏原さんちの近所の神社に住まう巫女装束姿の女の子。鬼のツノと狐のしっぽを持つ。自分を神の使いと名乗り、伏原さんに助言する。とにかくかわいい。[/su_box]

おすすめアニメ
社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」
あらすじ

「うちの会社は深夜になると
 ・・・出る」

とある会社の1フロアー。

時刻は深夜2時5分・・・。

伏原さんは
今日もただ一人
残業に苦しんでいた。

伏原さん
「課長のやつ~、
 私にばぁっか仕事押し付けて~
 はぁ~・・・終わんないよ~」

ブラック企業に勤める
伏原さんは、
終わらない仕事に
日々頭を抱える
いわゆる社畜だった。

社内には
パソコンのキーボードを
打つ音だけが鳴り響いた。

すると突然、

「タチサレー・・・」

謎の声が伏原さんに呼びかける。

振り返る伏原さん。

しかしそこには誰もいなかった。

何事もなかったように
伏原さんはキーボードを打ち続ける。

謎の声
「タチサレ、タチサレ、
 ハヤクタチサレ・・・」

伏原さん
「いや、今デスマなんで無理です」

謎の声
「イマスグタチサレ・・・」

伏原さん
「いやいや、これ明日納期なんで」

伏原さんは
それどころではなかった。

謎の声
「タチサレ、タチサルノダ―」

伏原さん
「ダメだ~、
 絶対間に合わない!
 無理無理~!
 絶対しぬぅ~」

ついに天を仰ぐ伏原さん。

謎の声
「ソンナコトイウナ!
 シヌトカイウナ!」

すると、
パソコンのモニターが
「タチサレ」という
文字で埋め尽くされていく。

伏原さん
「これじゃ仕事できないじゃん」

慌てる伏原さんをよそに
「タチサレ、タチサレ、
 タチサレ、タチサレ・・・」
謎の声は鳴りやまない。

伏原さん
「もうっ!
 立ち去らせたいなら
 姿見せたら!
 そこらへんにいるんでしょ?」

ついに怒り始める伏原さん!

謎の声
「ソッ、ソレハイクナイ(;゚Д゚)
 ハヤクタチサルノダ」

伏原さんは
謎の声の正体を探るべく
フロアーを歩き始めた。

謎の声
「ヤメロ、クルナ!」

謎の声は徐々に焦り始める。

謎の声
「ヤ~メ~ロ~」

謎の声はとうとう
しくしくと
泣き出してしまう。

伏原さん
「ここね」

伏原さんが
コピー機の陰をのぞき込むと、
そこには
涙目でこちらを見上げる
幼女の姿が!

伏原さん
「かわいいっ!💖」

伏原さんはかわいい幼女幽霊に
胸を射抜かれたのであった。

おすすめアニメ
社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」
見どころ

ブラック企業に勤める
社畜の伏原さんと、
そんな伏原さんを不憫に思う
幽霊ちゃんの心暖まるお話。

深夜の会社にただ一人残業する
伏原さん。

時計を見ると深夜2時5分。

ブラックですなぁ・・・。

すると
真夜中の社内に鳴り響く
「タチサレー」という声。

こわーい声で
伏原さんに
ここから立ち去るよう迫ります。

しかしデスマの伏原さんは、
こんなことではひるまない。

なぜなら
明日納期の仕事だから!

社畜だ(悲)・・・。

「タチサレー、タチサレー」

ついには
パソコンの画面いっぱいに
タチサレの文字。

さすがに
「これじゃ仕事できないじゃん(怒)」
って
声の正体を探し出す
伏原さんが見つけたのは、
何ともかわいらしい女の子!

幽霊?

「なに!?このカワイイ生き物!」
と伏原さんも興味津々。

変声期使って
声色を変えてたんだね。

「(仕事)手伝うから立ち去って!」
って泣きながら
伏原さんの肩を揉む幽霊ちゃん。

伏原さんもご満悦の表情。

で、
この幽霊ちゃん、
必死に伏原さんを
立ち去らせたかった理由が、
「あなたが頑張り過ぎて
 しんじゃったら
 悲しいと思って・・・」

やさしっ💖

幽霊ちゃんは
伏原さんの体が心配だから
早く会社から
立ち去ってほしかったのです。

毎日残業で
目の下には
いつもクマができていて、
そんな社畜の伏原さんを
ずっと陰で見守ってきた
幽霊ちゃん。

伏原さんを早く家に帰したい!

その結果が
「タチサレー」・・・

「タチサレ」って
言い方だけ幽霊っぽいんだね。

そんな幽霊ちゃんに
メロメロになった伏原さんは
家に帰るどころか
むしろやる気が出ちゃって
さぁ大変!

「なんでーっ!?」
ってがっかりの幽霊ちゃん!

伏原さんのことを
なんの悪気もなく
社畜さん💖」って呼ぶ
幽霊ちゃんもまた天然でかわいい!

こうして社畜の伏原さんと
伏原さんを家に帰したい
幽霊ちゃんの
奇妙な日常が幕を開けます。

なんとかして社畜の伏原さんを
家に帰そうと、
あれやこれや
奮闘する幽霊ちゃんの姿が
涙ぐましくも、
やっぱりカワイイ💖

こんなにも
かわいい幽霊ちゃんですが、
お察しの通り
まだ幼い子供なんです。

なぜにこうなってしまったのか?

なぜ
この会社に住み着いているのか?

謎が多い幽霊ちゃん。

なにか訳アリに違いない!

伏原さんは伏原さんで、
他の人には見えてない
幽霊ちゃんが見えているわけで
これまた只者じゃぁない!

人に死んでほしくないと願う
幽霊ちゃんと
一人ぼっちの幽霊ちゃんを
放っておけない伏原さん。

2人の関係性が
とっても優しさにあふれていて、
観ていて
本当に癒される作品です。

タチサレー!

とにかく
幽霊ちゃんがカワイ過ぎるので
それだけでも
充分見る価値あり。

是非ご覧ください!

おすすめアニメ
社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」
主題歌

[su_note note_color="#fee0f1"]

オープニングテーマ

Cherish

歌 石原 夏織

作詞    磯谷 佳江
作曲 編曲 ヒゲドライバー

エンディングテーマ

聴こえる?

歌 内田 真礼

作詞   林 英樹    
作曲 編曲 佐藤 純一(fhana)

[/su_note]

おすすめアニメ
社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。」
キャスト

[su_note note_color="#fcfc8b"]

幽霊ちゃん 日高里菜
伏原さん  金元寿子
みゃーこ  小原好美
倉橋さん  内田真礼
リリィ   石原夏織

[/su_note]

原作 有田イマリ
SQUARE ENIX
制作委員会も癒されたい。
アニメーション制作
     project No.9
2022

「まちカドまぞく」

おすすめアニメ
「まちカドまぞく」
キャラクター紹介

[su_box title="吉田 優子(シャミ子)
【CV:小原 好美】" style="soft" box_color="#ffbbf5" title_color="#000000"]魔族名はシャドウミストレス優子。多魔市に暮らす高校1年生。ある日突然魔族の力に目覚め、打倒魔法少女を目指す新米魔族。もともと体が弱かったせいか、魔力がほとんどない残念な子。頭のツノが重い。[/su_box]

[su_box title="千代田 桃
【CV:鬼頭 明里】" style="soft" box_color="#ffbbf5" title_color="#000000"]過去に世界を救ったことがあるほどの力を持つ魔法少女。シャミ子の同級生でライバル。趣味は筋トレ。魔法を使うまでもなくほぼ筋力でなんとかなる。弱いシャミ子を鍛えたいと思っている。[/su_box]

[su_box title="リリス
【CV:高橋 未奈美】" style="soft" box_color="#ffbbf5" title_color="#000000"]シャミ子のご先祖様。こう見えて5000年くらい生きている。普段は邪神像の中に封印されているが、夢を操ってシャミ子を呼び出したり、シャミ子の肉体を借りて外に出ることも可能。温泉に行ってみたい。[/su_box]

[su_box title="陽夏木 ミカン
【CV:高柳 知葉】" style="soft" box_color="#ffbbf5" title_color="#000000"]桃の助っ人として町にやってきた魔法少女。しっかり者に見えて実は気が弱い。緊張したり、不安になると、ちょっとした災いが起こるという呪いにかかっている。[/su_box]

[su_box title="吉田 清子
【CV:大原 さやか】" style="soft" box_color="#ffbbf5" title_color="#000000"]シャミ子の母。年齢不詳。一か月4万円で生活しなければならない呪いの中、家計を上手にやりくりしている。シャミ子の成長をあたたかく見守る優しいお母さん。[/su_box]

[su_box title="吉田 良子
【CV:大和田 仁美】" style="soft" box_color="#ffbbf5" title_color="#000000"]シャミ子の妹。いつも難しい本を読んでいる勉強熱心な小学生。魔族に目覚めた姉をサポートすべく、立派な参謀を目指している。最近の愛読書はもっぱら兵法書。[/su_box]

[su_box title="佐田 杏里
【CV:千本木 彩花】" style="soft" box_color="#ffbbf5" title_color="#000000"]シャミ子のクラスメイトで友達。テニス部に所属し,肉屋でアルバイトをしている。普通の人間でありながら、魔族に対する対応力が早い。体の弱いシャミ子に適当なアドバイスをしてくれる。[/su_box]

[su_box title="小倉 しおん
【CV:諏訪 彩花】" style="soft" box_color="#ffbbf5" title_color="#000000"]シャミ子の同級生。黒魔術研究部で怪しげな活動をしている。魔族のシャミ子に興味深々。優しい微笑みで何やら不気味な実験をシャミ子に迫る。特技は魔改造。[/su_box]

おすすめアニメ
「まちカドまぞく」
あらすじ

どこにでもいる普通の高校生、
吉田 優子。

朝起きたら
ツノとシッポが生えていた。

優子
「おか、おかーさ~ん」

清子(お母さん)
「騒々しいわよ、優子!」

優子
「なんかツノ生えたぁ~、
 あとシッポぉ!
 生えてるぅー!
 生えそろってるぅ―!
 (シッポが)意思で動くぅ~」

清子
「ついに
 この日が来てしまったのね」

良子(妹)
「お母さん!
 おねぇから生えてる
 このご立派様はいったい?」

清子
「優、それに良。
 あなたたちに
 吉田家の秘密を話す時が
 来たようです。・・・
 実は、あなたたちは
 普通の人間の子ではないのです」

優子
「へぇー、そうなんだぁ・・・
 って、えぇーっ!?」

清子
「吉田家は古代より闇を糧とする者。
 封印されし
 闇の一族の末裔なのです」

優子
「へぇー、やみ・・・
 このシュールさ夢ですね。
 二度寝して・・・」

清子
「現実を見つめなさい!」

優子
「さておき、
 ご飯炊き忘れてるですよ」

清子
「今月はお米がもうないのです。
 その姿になったあなたには
 話しておかなければ・・・
 この貧乏生活、
 実は私たちの一族の宿敵
 光の一族のせいなのです」

優子
「ひかり?」

清子
「彼女らとの長年に渡る戦いの中、
 私たちは
 あらゆるパワーと運を封印され
 ついでに
 古代の姿も失っていったのです。
 あげく家族4人で
 4万(円)生活という
 呪いまで・・・
 取る物取られ尽くしました⤵」

清子
「どういうわけか
 あなたは
 先祖返りを起こしたようです。
 その姿、
 まさに伝え聞いた
 闇の始祖の姿そのもの!」

清子
「一族の封印を解き、
 あらゆる悪のエナジー
 手中に収めるのよ!」

優子
「悪役じゃないですかぁ?
 それやって私に何の得が?」

清子
「封印が解けるので
 背が多少伸びます!
 金回りも多少良くなります。
 ファミレスにも
 行き放題、頼み放題!」

優子
「タワーパンケーキもですか!?
 お母さん!私何でもします!」

優子
「具体的に
 何をすればいいのです?」

清子
「我々の力を封印した
 光の一族の巫女、
 魔法少女を倒しなさい!」

優子
魔法少女ですね!ガッテン!」

清子
「活動開始届を提出しないとねぇ」

優子
「どこにです?」

清子
「暗黒役所!」

優子
「あんこ区役所?!」

清子
「活動名は闇らしくしたいわね💖
 どれがいい?」

優子
「ええぇ・・・
 そんな急に選べないよ
 というかどれもあれだよ」

清子
「じゃぁ、
 シャドウミストレス優子で
 FAX送信っと(ポチっ)」

優子
「キラキラ活動名が
 光の速さで・・・」

優子
「でもどうやって
 魔法少女
 倒せばいいのでしょう?」

清子
「ツノが生えたからには
 何らかの
 先祖返りは起こしているはず、
 闇のパワー的なものは感じる?」

優子
「そんなフワッとした概念
 感じません。
 空腹しか感じません・・・」

清子
「なんか強くなった自覚はある?」

優子
「むしろむしろ
 重心が変わって
 驚くほどグラつきます。
 弱体化です」

優子
「お母さん、
 戦いに出るにあたって
 武器の補給とかないんですか?
 ゲームとかで
 よくあるやつです!」

清子
「残念ながら今のご時世
 ちょっとした武器でも
 仕事以外で持ち歩くと
 補導されてしまうらしいのです。
 厳しいんです。」

優子
「そんなぁ⤵」

清子
「ですからこれを!
 玉子焼きくらいなら
 簡単にほぐせる
 優れた武器です!」

優子
「よく知ってます!」

優子
「行ってきまぁす!」

良子
「おねぇ、ご武運を!」

優子
「こうして私は、
 設定が呑み込めてないまま
 町に繰り出したのです」

おすすめ
アニメ「まちカドまぞく」
見どころ

これは家庭の事情で
一夜にして
闇の力に目覚めた少女が、
魔法少女を倒すさだめに
果敢に立ち向かう感じの
何かそう言った話である。

どこにでもいる普通の女子高生、
吉田 優子。

ある日突然、
ツノとシッポが生えて
なんと魔族に!?

優子は
闇の一族の末裔だったのです。

ツノが重くてむしろ弱体化した
へっぽこ魔族の優子は、
フォークを武器に
宿敵、魔法少女を探して
町へと繰りだします。

すると
うっかり飛び出した道路に
なんとダンプカーが!

「あぶない!」
そこへ現れた謎の桃色少女!

なんと!
片手でダンプをとめてしまいます。

「片手ダンプ!?」
と驚く優子。

その恰好、もしや?・・・。

コスプレであってくださいと
心の中で唱える
優子の願いもむなしく
桃色少女は
案の定魔法少女でした。

いきなり出会ってしまった
宿敵の魔法少女

おびえる優子は
そーっとフォーク(武器)
を差し出します。

すると
「なに?お腹空いてるの?」
魔法少女から
調理パンを渡されてしまいます。

ダンプから助けてもらった上に
施しまで受けることに。

これは屈辱・・・。

「これで勝ったと思うなよ~!」
と、捨て台詞を吐いて逃げ帰る優子。

とまぁ、
へっぽこ魔族と魔法少女の戦いは
こうして幕を開けるわけです。

魔法少女の名前は千代田 桃。

魔法よりも
割と筋肉で何とかするタイプ。

ちょっとおバカだけど、
しっかり者の優子と
強くて賢いけど天然の桃。

そんな二人のやり取りが
ちぐはぐにすれ違い
クスっと笑っちゃう。

個性豊かなキャラクターたちは
とにかくカワイイ💖

わりと細かい設定とか
キャラの言葉や動きに
終始クスクスニヤニヤできます。

原作が4コマ漫画なので、
ノリとテンポが小気味よく
単発で観ても充分面白い。

とはいえ、
ストーリーはちゃんとあって、
ちょっと
シリアスなシーンもあったりと
展開はかなり面白くて
続きが見たくなる作品です。

魔族VS魔法少女
という設定はあるものの、
優子は、
どこか寂しげで笑顔を見せない
桃のことが心配だし、
桃は桃で、
身体の弱い優子が心配で、
レーニングに誘ったりと
2人ははたから見ると
まるで親友です。

いつまでも2人のやり取り
を見ていたくなります。

笑いあり目汁(涙)あり、
一度観たら
きっと病みつきになっちゃう。
「まちカドまぞく」
是非ご覧ください!

おすすめアニメ
「まちカドまぞく」
主題歌

[su_note note_color="#fee0f1"]

オープニングテーマ

町かどタンジェント

歌 
syami momo
[吉田 優子・千代田 桃]
CV:小原 好美・鬼頭 明里

作詞 作曲 編曲 
辻林 美穂

ポニーキャニオン

エンディングテーマ

よいまちカンターレ


コーロまちカド
 シャミ子(小原好美) 
 桃   (鬼頭明里) 
 リリス (高橋未奈美
 ミカン (高柳知葉
 

作詞 伊藤 いづも
作曲 編曲 藤本 功一

ポニーキャニオン

[/su_note]

おすすめアニメ
「まちカドまぞく」
キャスト

[su_note note_color="#fcfc8b"]

吉田優子  :小原好美
千代田桃  :鬼頭明里
リリス   :高橋未奈美
陽夏木ミカン:高柳知葉
佐田杏里  :千本木彩花
小倉しおん :諏訪彩花
吉田良子  :大和田仁美
吉田清子  :大原さやか

[/su_note]

原作 伊藤 いづも
芳文社
まちカドまぞく制作委員会
アニメーション制作
J.C.STAFF
2019

「くまクマ熊ベアー」

おすすめアニメ
「くまクマ熊ベアー」
キャラクター紹介

[su_box title="ユナ
【CV 河瀬 茉希】" style="soft" box_color="#fda9c3" title_color="#000000"]引きこもりの美少女廃ゲーマー。異世界で最強のくま装備を身にまとい、魔物を倒しまくったらあっという間に有名人!付いた二つ名はブラッディーベア。人付き合いは苦手だけど、子供が幸せに暮らせる世界を望んでいる。[/su_box]

[su_box title="フィナ
【CV 和氣 あず未】" style="soft" box_color="#fda9c3" title_color="#000000"]魔物の解体を得意とする少女。病気の母を看病しながら働く、家族思いの頑張り屋。ユナを姉のように慕っている。元気で明るい性格だが、自分の気持ちをはっきり言えない臆病な面もある。[/su_box]

[su_box title="ノアール
【CV 日高 里菜】" style="soft" box_color="#fda9c3" title_color="#000000"]クリモニア領主の娘。偶然見かけたユナに一目惚れ。領主の父にお願いして、ユナを家に招待する。クマさん大好きな元気いっぱいのお嬢様。いつもユナと一緒にいるフィナにライバル心を抱いている⁉[/su_box]

[su_box title="クリフ
【CV 遊佐 浩二】" style="soft" box_color="#fda9c3" title_color="#000000"]ユナやフィナが暮らすクリモニアの街の領主でノアールの父。ユナが抱いている貴族への偏見を改めさせるほど、公平で民衆思いの領主。ユナの噂を聞きつけ、興味を持つ。[/su_box]

[su_box title="くまゆる(右)
【CV 宮島 えみ】
くまきゅう(左)
【CV 黒瀬 ゆうこ】" style="soft" box_color="#fda9c3" title_color="#000000"]ユナの手に装着されたくまグローブから召喚されるクマの召喚獣。かなりのモフモフ。やんちゃなくまゆると甘えん坊のくまきゅうはユナのことが大好き。ユナを背中に乗せて旅に出たり、時には魔物とだって戦う。[/su_box]

おすすめアニメ
「くまクマ熊ベアー」
あらすじ

学校にも行かず
悠々自適な
引きこもり生活を楽しむユナは、
すっかりゲーム廃人と化していた。

そのゲームとは
世界初のVRMMORPG
ワールド・ファンタジー
オンライン

ユナはいつものように
ゲームにログインすると、
なんと運営から
プレゼントが届いていた。

無数に散らばる宝箱から
一つを選んだユナ。

宝箱が開くと、
現れたのはなんと「クマセット」。

クマの着ぐるみに
クマのグローブ、クマのブーツ。

能力は文句なくチート級!

でもユナは
見た目の恥ずかしさから
クマセットを
しばらく封印しようと決める。

そして
運営からのアンケートに
答え始めるユナ。

謎の声
「ワールド・ファンタジー
 オンラインは
 現実より楽しいですか?」
ユナ
「もちろん楽しいよ、
 現実はちょっとめんどくさいし」

謎の声
「現実世界に大事な人はいますか?」

ユナ
「あまり考えたことなかったかな」

謎の声
「現実世界で大事なものはありますか?」

ユナ
「・・・お金でいいや、
 とりあえず」

謎の声
「神を信じますか?」

ユナ
「まぁ、神様よりは自分を信じるよ。
 なんだかんだ、一人でやってこれたし」

謎の声
「では最後に、
 クマの装備は可愛いと思いますか?」

ユナ
「かわいい・・・
 とは思うよ・・・」

謎の声
「ありがとうございました。
 それでは
 新しい世界をお楽しみください」

ゲーム内へと
転送されたはずのユナは、
見知らぬ森の中にいた。

ユナ
「・・・新マップなのかな?」

戸惑うユナは
ふと自分の手を見ると、
なんと
クマのグローブが
装着されていた!

ユナ
「なんじゃこれはぁー!?」

なんとユナは
あのクマセットを装備していたのだ。

ユナ
「どんだけ装備させたいんだ・・・
 はぁ~・・・
 とりあえず装備変更っと、
 ・・・あれ?操作できない?」

すると
操作画面をみたユナは驚愕してしまう。

ユナ
「はぁーっ!!レ、レベル1⁉
 1年以上かけて
 カンストした私のキャラが
 レベル1だとぉー!!」

パニクるユナは
ログアウトしようとするが
アイコンが見つからない。

そんな状況に慌てていると、
メールの着信音が鳴った。

メールの送り主は・・・神様⁉

「ユナちゃんおめでとう!
 パチパチパチパチ(拍手)
 君には
 私が管理する異世界
 暮らしてもらうことになりました。
 クマ装備は
 そのままプレゼントします。
 この異世界をいっぱい楽しんで、
 いっぱい好きになってくれると
 嬉しいな。」

ユナ
「これは、新しいイベント?」

こうして
ユナの異世界くまライフが始まった。

おすすめアニメ
「くまクマ熊ベアー」
見どころ

クマ✕異世界
モフモフであったかい!

引きこもりで
美少女廃ゲーマーのユナ。

プレイするのは
VRMMORPG
「ワールド・ファンタジー
 オンライン」。

いつものように
ゲームにログインしたら、
そこは異世界だった。

しかもユナが
異世界で与えられたのは
なんと「くまの着ぐるみ」!?

でも、
このくまの着ぐるみ、
実は凄かった!

ナニコレ⁉

異世界に飛ばされたユナは
くまの着ぐるみに
身を包んだ自分の姿に
驚愕してしまいます。

普通なら「かわいい」と
喜びそうなところですが、
ユナにとって
「かわいい」=「恥ずかしい」。

「かわいい」よりも
「かっこいい」と言われたい
とでも言いましょうか、
少し大人びた、
冷めた印象を感じます。

というのも、
ユナは両親が健在ながら、
マンションに一人暮らし、
投資でお金を稼ぎ自活しています。

作中の会話で
両親にお金を渡して
旅行に行かせている内容からも
親に依存して
生きているわけでもなさそう。

現実世界のユナはゲーム廃人

ユナは引きこもりですが、
人が嫌いとか
いじめられているから
ということではなく、
世間や社会に対して
冷めた見方をしていて、
人と関わりあわない道を
あえて選んで
引きこもっているように見えます。

自分以外の人間
(特に大人)に対して
失望しているのかもしれません。

そんなユナに
新たな人生を与えるべく神様は
ユナを
「自分が管理する異世界
へ招待します。

人生を持て余しているユナに
神様も見かねたのでしょうかね・・・。

くま魔法!


最強の「くま装備」を得たユナは、
冒険者もおののく強い魔物を退治し
人々を救いますが、
むしろ力や強さだけでは
どうにもならない事態にこそ
目を向けていきます。

援助を絶たれて飢えに苦しむ
孤児院の子供たちに、
その場しのぎで
食べ物を与えたユナでしたが、
これでは根本的な解決にならないと、
子供たちに鶏を与え、
世話をさせて
その卵を売って生計を立てるように
提案します。

コケッコーの世話をする孤児院の子供たち


運命にあらがえず
人生につまずいてしまった人々に、
仕事を与えて
生きる道を作ってあげるのが
クマの、いや、
ユナの最大の魅力なのです!

万能なクマの能力で
何でもやってしまうのではなく、
あえて誰かにやらせることで、
自然と
みんなが笑顔になっていく。

めんどくさがりで
食べることが大好きな
ユナのキャラが
功を奏していて
人助けも恩着せがましくなく、
見ててスッキリします。

たくましも思いやりのあるユナを
子供たちは
「くまのお姉ちゃん」
と呼び慕っていて、
子供好きなユナも
これにはまんざらでもない様子。

人との関りを避けてきたユナが、
人を必要とし、
人から必要とされる喜びを
知っていくわけですね。

くまパンチにくま魔法、
家を建てればくまハウス。

かわいいクマの召喚獣💖

クマづくしの異世界ライフ🐻

「くまクマ熊ベアー」

是非ご覧ください!

おすすめアニメ
「くまクマ熊ベアー」
主題歌

[su_note note_color="#fee0f1"]

オープニングテーマ

イツカノキオク

歌 和氣 あず未

  作詞 作曲 宮崎 まゆ  
編曲    高橋 修平

(日本コロンビア)

エンディングテーマ

「あのね。」

歌 ユナ(CV 河瀬 茉希)

作詞 eNu・戸嶋 友祐
作曲 戸嶋 友祐   
編曲 川田 瑠夏   

(日本コロンビア)

[/su_note]

おすすめアニメ
「くまクマ熊ベアー」
キャスト

[su_note note_color="#fcfc8b"]

ユナ    河瀬 茉希
フィナ   和氣 あず未
ノアール  日高 里菜
シュリ   富田 美憂
ミサーナ  天野 聡美
シア    水瀬 いのり
クリフ   遊佐 浩二
ゲンツ   鶴岡 聡
くまきゅう 黒瀬 ゆうこ
くまゆる  宮島 えみ

ヘレン   工藤 夕希
ティルミナ 宮本 侑芽

[/su_note]

原作 くまなの
主婦と生活社
アニメーション制作
    EMTスクエアード
くまクマ熊ベアー制作委員会
2020

くまクマ熊ベアー
ぱーんち!(第2期)
2023年
4月放送決定!

アニメ「Do It Yourself!!どぅ-・いっと・ゆあせるふ」

おすすめアニメ
「Do It Yourself!!」
キャラクター紹介

[su_box title="セルフ(結愛 せるふ)
【稲垣 好】" style="bubbles" box_color="#96fbea" title_color="#000000"]潟々女子高等学校1年生。のほほんとした性格ののんびり屋さん。妄想が大好きな女の子。不器用でおっちょこちょいだからケガが絶えない。工作は苦手だけど絵は得意。[/su_box]

[su_box title="ぷりん(須理出 未来)
市ノ瀬 加那】" style="bubbles" box_color="#96fbea" title_color="#000000"]湯々女子高等専門学校1年生。せるふの幼馴染でお隣さん。名門校に通うだけあって成績は優秀。テクノロジーに興味深々。せるふと仲良しだったが・・・。[/su_box]

[su_box title="くれい(矢差暮 礼)
【佐倉 綾音】" style="bubbles" box_color="#96fbea" title_color="#000000"]潟々女子高等学校3年生。潟女DIY部の部長。雰囲気はちょっと怖めだが、根は優しくて頼れる先輩。ホームセンターを経営する両親を持ち、自身も工具の取り扱いを得意としている。[/su_box]

[su_box title="たくみ(日蔭 匠)
【和氣 あず未】" style="bubbles" box_color="#96fbea" title_color="#000000"]潟々女子高等学校1年生。セルフのクラスメイト。引っ込み思案な性格だが、せるふと出会い少しずつ前向きになっていく。細かくて地道な作業が得意。[/su_box]

[su_box title="ジョブ子
(ジュリエット・クイーン・エリザベス8世 )
【大森 日雅】" style="bubbles" box_color="#96fbea" title_color="#000000"]潟々女子高等学校1年生。12歳で高校に飛び級した、天才留学生。有名IT企業の社長を父に持つお嬢様。ちょっと生意気だが実は寂しがり屋。[/su_box]

[su_box title="しー(幸希 心 )
【高橋 花林】" style="bubbles" box_color="#96fbea" title_color="#000000"]湯々女子高等専門学校1年生。ぷりんの同級生。学内から見える潟女DIY部が気になっている。好奇心旺盛で運動神経も抜群。明るく元気なムードメーカー。[/su_box]

おすすめアニメ
「Do It Yourself!!」
あらすじ

ここは、
空に配達用ドローンが飛び交う
ちょっとだけ近未来の町。

そんな町に暮らす
せるふ(結愛せるふ)と
幼馴染で同級生の
ぷりん(須理出 未来)。

家が隣同士のせるふとぷりんは、
部屋も向かい同士だった。

ある日の朝。

ぷりん
「ねえちょっと!起きなさいよ!
 連絡来たでしょ?どうだったの?」

せるふ
「うん、来たよ。ぷりんは?」

ぷりん
「もちろん、
 湯専(湯々女子高等専門学校
 合格よ!」

ぷりんは自慢げにそう言うと、
せるふに合格通知書を見せた。

せるふ
「うぁー、おめでとうぷりん」

せるふは拍手して喜んだ。

ぷりん
「で、せるふの結果は?」

せるふ
「私も合格だったよぉ」

その言葉に
ホッとしたぷりんだったが、
あわてて、
ツンとした表情を見せた。

ぷりん
「そっ、
 あんたにしては頑張ったじゃない?
 一応おめでとうって言っておくわ。
 これで一緒の高校に・・・」

と言いかけると、

せるふ
「潟女(潟々女子高等学校)に」

それを聞いたぷりんは唖然とした。

湯々女子高等専門学校
潟々女子高等学校。

湯々女子高等専門学校は、
ハイテク設備に囲まれた
エリート校。

かたや
潟々女子高等学校は
湯々女子高等専門学校
影に校舎を構える、
ちょっと古びた
普通の高校だった。

ぷりん
「潟女?
 滑り止めでしょ?
 湯専はどうだったのよ?」

せるふ
「そっちは落ちたよ、
 エリート高校の壁は高かったねぇ」

のんきに話すせるふに
怒ったぷりん。

ぷりん
「バカせるふ!」

せるふと同じ高校に通うと
思っていたぷりんだったが、
2人はお隣同士の別の高校に
通うことになってしまった。

高校生活が始まると、
せるふは授業中に空を見ていた。

せるふ
「うわぁーあの雲、
 お昼寝したら・・・
 気持ちいいだろうなぁ」

せるふは
こんなことばかり考えている
妄想好きな女の子だった。

学校帰り、
家の前で偶然出くわした
せるふとぷりん。

せるふ
「あぁ、ぷりん!おかえりぃ」

するとぷりんは
そっけない態度でこう言った。

ぷりん
「私はもう3Dプリンターを
 使いこなしてるわ。
 今日はね、
 本当に手術に使える
 血管を作ったのよ」

と、得意げにせるふを見た。

せるふ
「へーすごいね!
 私はマルクスアウレリウス
 アントニヌス帝について習ったよ」

ぷりん
「私たちは
 世界の最先端技術について
 学んでいるのに、
 そっちはカビの生えた歴史の勉強、
 ・・・お似合いね」

ぷりんはせるふに冷たくあたった。

せるふ
「それほどでもないよ~」

恥ずかしそうに照れるせるふ。

ぷりん
「褒めてないわよ!」

せるふの言葉に
ぷりんはイライラしてしまった。

ある日の登校中。

せるふは自転車で通学していた。

せるふ
「空飛ぶ自転車って
 いつ発売されるんだろう?」

そんなことを妄想していたら
せるふは電柱に激突してしまった。

放り出されたせるふは
自転車に目を向けると、
チェーンは外れ、
さらに
ハンドルが曲がってしまっていた。

せるふ
「この辺に
 自転車屋さんなんてないし、
 遅刻しちゃうな・・・たぶん」

するとそこへ、
電動ローラーシューズで
颯爽と駆け抜ける
女子生徒が通りかかった。

女子生徒
「パンク?」

せるふ
「パンクじゃなくて、
 チェーンとハンドルが・・・」

女子生徒
「ちょっと待ってな」

そう言うと女子生徒は、
背負っていたバッグの中から
工具を取り出し、
なんとも
手際よく自転車を直してしまった。

せるふ
「ありがとうございま・・・」

女子生徒は、
せるふがお礼を言う間もなく
早々に立ち去ってしまった。

後に、その女子生徒が
同じ学校に通う3年生の
「矢差暮 礼」だと知ったせるふは、
彼女がいるという
校舎裏の小屋に辿り着いた。

せるふは恐る恐る扉を開けると、
そこには
とんかちを持って
殴りかかろうとする礼がいた。

せるふ「ふぇぇぇぇーっ!」

怯えるせるふだったが、
礼は扉の横に
釘を打ち付けているだけだった。

せるふ
「今朝、
 自転車を直してもらったのに、
 ちゃんとお礼を言えなくて・・・
 助かりました、
 ありがとうございました」

すると礼は、
「あぁ!・・・」
とだけ言うと、
何やら作業をし始めた。

せるふ
「失礼しましたぁ」

せるふは小屋を出ようとしたが、
礼の作業の様子や、
至る所に置かれた見慣れない道具に
興味が湧いてしまった。

せるふ
「あのぉ、矢差暮先輩、
 何を作っているんですか?」


「ブックスタンド」

礼は
ちょうどいいサイズの
ブックスタンドがなかったので
作っていると
せるふに説明した。

せるふ
「へぇー・・・、
 それで自分で作るんだぁ」


「やってみるか?」

せるふは礼に言われるがまま、
電動ドライバーを渡されると
木の板にネジを打ち込んでみた。

しかし、
勢いよく回転したドライバーに
腕を持っていかれたせるふは、
木の板にキズをつけ、
挙句の果てには、
その勢いで転倒してしまった。

せるふは不器用だった。

その夜。

せるふは夢を見た。

それは幼い頃、
ぷりんの家の中庭にあった
小さなベンチの上で
2人仲良く遊んでいた光景だった。

翌朝、目が覚めたせるふは
中庭を覗くと、
ベンチはもうなくなっていた。

せるふ
「そうだ、
 もしベンチがあれば、
 またぷりんと・・・」

ベンチを作りたいと考えたせるふは、
材料と道具を借りるため
礼を訪ねて
校舎裏の小屋に立ち寄った。

すると中で
礼と先生が話しているのを
聞いてしまう。

先生
「学校の規則でね、
 最低5人いないと
 部として認められないんですって、
 ・・・
 校長先生に確認したらね、
 1学期いっぱいで
 5人部員が揃ったら
 部として認めるって仰ってました。」

そんな会話を
扉の隙間から覗き見ていたせるふは、
うっかり礼に見つかってしまう。

慌てて隠れるせるふ。

先生
「どう?5人、集められそうですか?」

すると礼はこくりとうなずいた。


「とりあえず、1人います。
 おい!
 こそこそしてないで入ってこい!」

礼は
扉の外にいるせるふを呼び込んだ。

せるふ
「こ、こんにちはぁ」

せるふは小屋の中へ入った。


「昨日体験入部もしました」

せるふ「えっ?」


「このネジを締めただろう?」

そう言って礼は
せるふにブックスタンドを見せた。

せるふ
「あっ!それすごぉい!
 できてるぅー」

せるふは
ブックスタンドを手に取った。

せるふ
「でも、ちょっと曲がっちゃってる」

せるふは自分のしたミスに気が付いた。


「売るわけじゃないから、
 このくらい問題ない。
 むしろ味があって悪くない」

そんな礼の言葉にせるふは感動した。

せるふ
「そっかぁ・・・
 私が締めたネジ・・・」

せるふは
まじまじとブックスタンドを眺めた。

先生
「この部に入るんですか?」

せるふ
「はい!・・・
 ・・・はい?」


「入るんだろ」

せるふ
「はいぃ!
 ・・・は、い?」


「入るよな」

せるふは
ブックスタンドを眺めながら
私もいつか、
自分で作れるようになるかなぁ
と考えた。

せるふ
「はい!・・・入部します!」

ここは潟々女子高等学校DIY部。

せるふの
DIY(Do It yourself)が
今、始まろうとしていた。

おすすめアニメ
「Do It Yourself!!」
見どころ

DIY
Do It Yourselfの略
[意味:自分でしなさい]

DIY✕女子高生!

女子高生に工具を持たせたら
そこに青春が出来上がった!

舞台は
自然とテクノロジーが共存する
今よりもちょっとだけ未来の
のどかな町。

そこに暮らす
せるふ(結愛せるふ)と
ぷりん(須理出 未来)は
いまいち嚙み合ってない
幼馴染の同級生。

のんびり屋さんで
ケガの絶えない
おっちょこちょいのせるふは、
不器用だけどアートな女の子。

かたやぷりんは、
そんなせるふの様子に
ついイライラしちゃう
ハイテクに興味津々な理系女子。

幼い頃、仲良しだった2人の間には
微妙な距離ができています。

ぷりんと仲良くしたいせるふは、
とある理由から
ベンチを作ろうと考えます。

そこで偶然に出会ったのが
廃部寸前のDIY部。

ひょんなことから
入部することになったせるふは
部長の
「くれい(矢差暮 礼)」と共に
DIY部を盛り上げようと
奮闘します。

ところが、
せるふは不器用すぎて、
なかなかうまくいきません。

それでもせるふは
決してあきらめない!

買えば何でも手に入る世界で、
お金をかけずに材料を集め、
それを自分達で加工して
一から物を作り上げていく
喜びや楽しさを仲間と分かち合う。

夢や悩みや好奇心を抱えた
個性豊かな女子高生達が、
真剣にDIYと向き合う様子に
いろいろと考えさせられ、
感動してしまうそんな作品です。

ゆるふわな感じで描かれた
キャラクターの作画とは裏腹に、
リアルに描かれた工具が対照的で、
このギャップが
見事にハマっているところも
この作品の特徴と言えます。

工作の工程や工具の使い方など
作中でレクチャーされていて、
DIYに精通していなくても
見ごたえは充分!

これは、家具や友情や、
ひいては人生までも考え工夫し、
苦労し失敗し、
それでもあきらめずに、
自分の手で完成させて
未来を切り開いていこうとする
少女たちの
その最初の一歩を描く物語。

Do It Yourself!!
-どぅー・いっと・ゆあせるふ-

是非ご覧ください。

おすすめアニメ
「Do It Yourself!!」
主題歌

[su_note note_color="#fee0f1"]

オープニングテーマ

どきどきアイデアをよろしく!

歌 潟女DIY部!! 

稲垣好
市ノ瀬加那
佐倉綾音
和氣あず未
高橋花
大森日雅

作詞 作曲 佐高 陵平

avex pictures)

[/su_note]

おすすめアニメ
「Do It Yourself!!」
キャスト

[su_note note_color="#fcfc8b"]

結愛 せるふ  稲垣 好
須理出 未来  市ノ瀬加那
矢差暮 礼   佐倉綾音
日蔭 匠    和氣あず未
幸希 心    高橋花
ジュリエットクイーン

エリザベス8世
        大森日雅
法華津 治子  かかずゆみ

[/su_note]

原作 IMAGO
エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作
PINE JAM
DIY!!制作委員会
2022

「進化の実~知らないうちに勝ち組人生~」

おすすめアニメ
「進化の実~知らないうちに勝ち組人生~」
キャラクター紹介

[su_box title="柊 誠一(進化前)
【下野 鉱】" style="noise" box_color="#f82983" title_color="#ffffff"]いじめられっ子の高校2年生。デブでブサイク、おまけに体臭までキツイ。異世界へ召喚される際、クラスメイトに仲間に入れてもらえず、独りぼっちで異世界へ送られてしまう。[/su_box]

[su_box title="柊 誠一(進化後)" style="noise" box_color="#f82983" title_color="#ffffff"]異世界に召喚された後、偶然見つけた進化の実を10個食べたことによって最終進化した姿。次から次へとチート能力を身につけ、どんどん人間離れしていく。10度目の進化でとうとう顔までもイケメンに![/su_box]

[su_box title="サリア(進化前)
【稲田 徹】" style="noise" box_color="#f82983" title_color="#ffffff"]カイザーコング(メス)。レベル775。進化の実によって既に9回進化している。攻撃力も高いが女子力もかなり高い。誠一と結婚したい乙女チックなメスゴリラ。[/su_box]

[su_box title="サリア(進化後)
【花澤 香菜】" style="noise" box_color="#f82983" title_color="#ffffff"]カイザーコング(メス)のサリアが10度目の進化を遂げた時、全身が光に包まれ美少女へと進化!戦闘時には、腕だけカイザーコングに戻るなど、身体変化は自由自在。進化しても誠一のお嫁さんになりたい💖[/su_box]

[su_box title="ガッスル・クルート
【稲田 徹】" style="noise" box_color="#f82983" title_color="#ffffff"]王都(テルベール)の冒険者ギルドのギルドマスター。変人ぞろいの冒険者を束ねるだけあって、ブーメランパンツ一丁で立ち振る舞うその姿はただの変態マッチョ。見た目もマッスル頭の中もマッスル。[/su_box]

[su_box title="エリス・マクレー
【西尾 夕香】" style="noise" box_color="#f82983" title_color="#ffffff"]王都(テルベール)の冒険者ギルドの受付嬢。清楚で可憐な見た目は仮の姿。その正体はドSな女王様。仮面をつけ、ムチを振るう姿は冒険者も顔負け⁉[/su_box]

[su_box title="アルトリア・グレヌ
【井上 麻里奈" style="noise" box_color="#f82983" title_color="#ffffff"]王都(テルベール)の冒険者ギルドのAランク冒険者。災厄のアルトリアと呼ばれ、近づくものに災いを引き起こす呪いをかけられている。ギルド試験で誠一とサリアの試験監督を務める。[/su_box]

[su_box title="羊さん
【新井 里美】" style="noise" box_color="#f82983" title_color="#ffffff"]異世界の迷宮管理人。ダンジョンをクリアすると登場して、クリア報酬をくれる謎の羊さん。[/su_box]

おすすめアニメ
「進化の実~知らないうちに勝ち組人生~」
あらすじ

「俺の名前は柊 誠一
 高校2年生、
 俺は今、
 地球でない、この不思議な世界で
 これまでの人生で
 直面したことのない現実と
 対面していた」

誠一の前に突如現れた全裸の美少女。

誠一
「はぁぁぁぁぁっ???」

全裸の美少女
「誠一ぃぃぃい💖」
全裸の美少女は誠一に飛びついた。

「私、誠一のことが好き!
 だから、
 お嫁さんにしてください💖」

誠一
「なにぃぃぃぃぃ!!!」

「いやいや、
 いろいろおかしいだろ?
 いきなり
 全裸の美少女に求婚されるとかさ、
 だって、だって、
 この世界に来る前の俺は・・・」

「デブでブサイクで、
 おまけにひどい体臭の持ち主な、
 超いじめられっ子だったんだぜ」

誠一が異世界に召喚される前の話。

誠一は教室の床に転がり、
泣いていた・・・。

すると突然の校内放送が鳴り響く。

謎の声
「全校生徒のみなさん
 すべての行動をやめ
 着席してください」

すると
生徒たちの体は勝手に動き
無理やり着席させれた。

が、誠一だけは
なぜか床に転がっていた・・・。

謎の声
「僕は、君たちの世界で言う、
 神という存在だ。
 これから君たちには
 この地球とは違う世界、
 異世界に行ってもらうよ」

唐突な要求に驚愕する生徒達。

謎の声
「君たちは
 勇者として召喚されるんだ。
 で、
 僕からの餞別として、
 自分のステータスを確認できる力。
 それに、
 鑑定とアイテムボックスのスキルを
 プレゼントしてあげる」

すると生徒たちの前に
ステータススクリーンが
映し出された。

謎の声
「じゃあ、
 10分後に転移させるから、
 グループを作ってくれれば
 安全な場所に行けるよ」

それを聞いた生徒たちは
あわててグループを作り始める。

床に転がっていた誠一も
グループに入ろうとするが、
「なんだ、こいつのステータスは?」
とクラスメイトに笑われてしまう。

クラスメイト
「どれどれー」
誠一のステータスを覗き込んだ
クラスメイトは
声を出して読み上げた。

「種族、かろうじて人間
 性別、キモ男
 年齢、17
 レベル1
 攻撃力1
 防御力1
 俊敏力1
 魔攻撃1
 魔防御1
 運、0
 魅力測定不能。」

クラスメイト
「お前みたいなかろうじて人間、
 グループに入れるかよ」

クラスメイト
「臭ーんだよ!」

「臭ーんだよ!」

誠一
「2回言ったぁ(涙)・・・」

誠一がへこんでいると、
「じゃぁ、転移を開始しまぁす」
と謎の声が。

誠一
「えぇぇーっ?」

慌てる誠一をよそに
生徒達はどんどん転移して行く。

そして一人残された誠一・・・。

謎の声
「あれ?・・・一人?」

誠一
「はい、一人っす・・・」

謎の声
「ふーん、
 じゃぁ君には
 特別なスキルをプレゼントするよ」

誠一
「スキル?それって?」

謎の声
「じゃあね、健闘を祈るよ」

有無を言わさず誠一はただ一人、
異世界へと
転移させられたのであった。

そこは森の中。

誠一
「腹減ったぁ~
 5日も経ったのに何も起きねぇ~」

誠一は空腹のせいで
とうとう倒れてしまった。

すると目の前に
大きな木の実があるではないか!

誠一
「木の実、落ちてらぁ、
 木の実ぃぃいぃー💖」

しかし
これが食べられるのか
不安になった誠一は
スキル・鑑定を使って
木の実を調べた。

誠一
「進化の実?」

誠一
「ちょっと怪し気・・・
 この際・・・
 いただきまぁす!」

戸惑いつつも空腹に耐えきれず
進化の実を貪る誠一。

が、
「まっずぅー」
誠一は吐いてしまう・・・。

その後誠一は、
泣きながら進化の実を完食した。

天の声
「進化の実の効果を発動します」

誠一
「えっ?何?今の声・・・
 効果?
 何か起きるの?」

・・・・・・

誠一
「何もないんかい!」

結局何も起こらなかった誠一は
食料を探しに森の中を歩き回った。

すると茂みの先で、
何やら動物の鳴き声がする。

誠一は
茂みの中からそっと覗き込むと
そこには
クレヴァ―モンキーの群れが。

誠一
「はっ?レベル120???
 120!!
 俺だってレベル1だぞぉ???」

危険を感じた誠一は
恐る恐る
クレヴァーモンキーの様子を伺った。

やがてクレヴァーモンキーは
どこかへ立ち去ると、
誠一は茂みの中から飛び出した。

そこには
なんと進化の実が9個、
さらにクレヴァーモンキーが作った
最上級回復薬が残されていた。

誠一はラッキーとばかりに
それらを持ち去った。

やがて誠一は、
見るからにヤバそうな
カラフルなキノコを見つけたが、
食べるのをためらった。

が、結局食べた。

毒キノコだった・・・。

倒れる誠一。

誠一
「どうせ死ぬなら最後にぃ」

誠一は勢いで
残り2個の進化の実を食べ尽くした。

誠一
「あれ?全然大丈夫じゃん!」

なんと体から毒が消えたのだ。

誠一
「ってか、
 これが進化の実の効果なのか?
 それなら
 1個残しとけばよかったぁ」

と、その時。

天の声
「スキル、毒体制を習得しました
 スキル、鑑定からランクアップし
 中級鑑定に変更しました」

誠一
「えっ?ランクアップ???」

と、その瞬間
背後から
1匹のクレヴァーモンキーが
誠一を襲ってきた。

脇腹を蹴り飛ばされた誠一は
吹き飛んでしまう。

誠一
「痛ぇぇ、血が、血がぁぁぁ・・・」

誠一はあわてて
最上級回復薬を飲むと、
傷を回復させた。

誠一
「こんにゃろ!不意打ちとはぁ」

誠一は回復薬の瓶を
クレヴァーモンキーに投げつけた。

だが、
それに怒ったクレヴァーモンキーは
誠一をボコボコにした。

誠一
「つ、強ぇぇ・・・
 俺、食われるの?」

クレヴァーモンキーが
誠一に襲い掛かったその瞬間、
誠一の体から体臭があふれ出す。

もわ~ん

誠一の体臭に包まれた
クレヴァーモンキーは、

死んだ・・・。

誠一
「もしかして、俺の体臭のせい?」

とその時、
倒れたクレヴァーモンキーが
なんとアイテムに変化したのだ。

誠一
「賢猿の大骨、
 賢猿の肉、
 賢猿の毛皮、
 これってドロップアイテム?」

そして
誠一が数枚のカードを手に取ると、
天の声
「スキル、斬脚
 スキル、刹那
 スキル、超調合
 スキル、道具制作超一流
 を習得しました」

どうやら
スキルを獲得したようだ。

さらに
クレヴァーモンキーの知識
と書かれた本を入手した。

それは読むだけで、
その魔物が持つ知識が
身につく代物だった。

誠一
「えっ?なんで本読めんの?
 見たこともない文字なのにぃ?」

と、
誠一は召喚前の謎の声を思い出した。
 
謎の声
「君にはもう一つ、
 特別なスキルをプレゼントするよ」

誠一
「あの時の!
 これが完全解体のスキルか!」

天の声
「これより進化を行います」

誠一「えっ?進化ぁ???」

突然始まった誠一の進化。

進化が始まると、
誠一は体中に
ひどい激痛をともなった。

苦しみから解放され
進化した誠一の姿は、

痩せていた・・・。

誠一
「えっ?何これ?痩せてる!」

こうして誠一は、
あと9回、進化する・・・。

おすすめアニメ
「進化の実~知らないうちに勝ち組人生~」
見どころ

進化の実。

食べると
その種族の頂点になれるという
驚異の実。

異世界に召喚されてしまった
いじめられっ子の高校2年生
誠一は、
この進化の実によって
「進化」という形で
人類最強になります。

まさに、
知らないうちに勝ち組人生!

この作品の見どころの一つは
個性豊かなキャラクタ―達!

中でも魅力的なのが、
一度見たら忘れない!
ピンク色のメスゴリラ、
サリアちゃんです💖

ウホ!

メスゴリラのサリアは
見た目も性格も
乙女チックでかわいらしい💖

頭に花飾りつけてるし!!

アニメ史上
最KAWAのメスゴリラ
と言っても
過言ではないでしょう!

そんなサリアは
カイザーコングという魔物のメス。

言葉を話せて、料理や洗濯までこなす
とーっても
女子力が高いメスゴリラなんです。

そんなサリアも最初は
「ウホ!ウホ!ウホ!
 人間!私と戦えぇぇ!!」
みたいな感じで
誠一に襲い掛かってきます。

ところがサリアは、
意外と強かった誠一のことが
好きになってしまうのです💖

決定的だったのが
誠一の体臭。

誠一は攻撃のつもりで
臭い奏者【においそうしゃ】
(脇から強烈な体臭を浴びせる技)を
放ちますが、
サリアには逆効果。

誠一の体臭を喰らったサリアは
「しゅきー💖今すぐ結婚💖」
と、言いだしてしまいます。

サリアにとって
体臭=フェロモン・・・。

こうして誠一と
メスゴリラの甘い新婚?生活が
始まってしまうのです。

もうこれだけでも相当面白い!

1話だけでも
かなりパンチのある
内容をぶちかましてくれるから、
続きが楽しみで仕方ありません。

誠一とサリア(人間とメスゴリラ)の
小気味よいやりとりに
つい顔もニヤケてしまいます。

まるで夫婦漫才!

最初は
「クソゴリラ」と嫌がってた誠一も
ついには愛が芽生え⁉・・・。

ちゅう~💖

で、

実はサリアも
進化の実を10個食べていて、
登場時には
すでに9回進化しています。

そして
いよいよ10回目の進化を迎えた時、
サリアは変身するのです。

もうお察しですよね?

進化の実は当初、
入手困難なように描かれていますが、
後に誠一は、
進化の実の
栽培セットを手に入れるので、
進化の実を使って
いろいろ進化させると思われます。

次は誰が進化するのか楽しみです💖

思わず笑いが吹き出しちゃう!
進化系異世界冒険譚。

いま、世界が進化する。

「進化の実
 ~知らないうちに勝ち組人生~」

是非ご覧ください!

おすすめアニメ
「進化の実~知らないうちに勝ち組人生~」
主題歌

[su_note note_color="#fee0f1"]

オープニングテーマ

EVOLUTION:

歌 南条 愛乃

作詞    yozuca*
作曲 編曲 黒須 克彦

(NBCUniversal Entertainment)

エンディングテーマ

Moonlight Walk


Poppin'Party

作詞    中村 航 
作曲 編曲 日高 勇輝

ブシロードミュージック

[/su_note]

おすすめアニメ
「進化の実~知らないうちに勝ち組人生~」
キャスト

[su_note note_color="#fcfc8b"]

柊誠一       下野紘
サリア       花澤香菜
サリア(進化前)  稲田徹
アルトリア・グレム 井上麻里奈
エリス・マクレーヌ 西尾夕香
ガッスル・クルート 稲田徹
羊さん       新井里美
ルルネ       西本りみ
ルイエス・バルゼ  日笠陽子
神無月華蓮     南條愛乃
オリガ・カルメリア 久保ユリカ

[/su_note]

原作 美紅
双葉社モンスター文庫
「進化の実」制作委員会
アニメーション制作
       HOTLINE
2021

真・進化の実
~知らないうちに勝ち組人生~

2023年
1月放送開始!

「魔王学院の不適合者∼史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う∼」

おすすめアニメ
「魔王学院の不適合者」
キャラクター紹介

[su_box title="アノス・ヴォルディゴード【CV:鈴木 達央】" style="noise" box_color="#cf03e6" title_color="#ffffff"]2000年の時を経て転生した暴虐の魔王。絶対の自信と圧倒的な力を誇る、まさに不敵の存在。魔王の始祖と名乗り、子孫たちが通う学校へ入学するが、魔王不適合者の烙印を押されてしまう。[/su_box]

[su_box title="ミーシャ・ネクロン【CV:楠木 ともり】" style="noise" box_color="#cf03e6" title_color="#ffffff"]サーシャ・ネクロンの双子の妹。2000年前、魔王の配下であった七魔皇老のひとり「アイヴィス・ネクロン」の直系。純血の魔族(皇族)であるにも関わらず、家族から差別を受けている。[/su_box]

[su_box title="サーシャ・ネクロン【CV:夏吉 ゆうこ】" style="noise" box_color="#cf03e6" title_color="#ffffff"]ミーシャの双子の姉。皇族ネクロン家直系の16代目を受け継いでいる。万物を自壊させる破滅の魔眼を持ち、破滅の魔女と名乗っている。妹のミーシャを蔑み遠ざけている。混血のアノスに敵意を向ける。[/su_box]

[su_box title="レイ・グランズドリィ【CV:寺島 拓篤】" style="noise" box_color="#cf03e6" title_color="#ffffff"]錬魔の剣聖と呼ばれる剣の達人。アノスが通う学校に転校生としてやってくる。皇族出身でありながら、誰とでも分け隔てなく関わりあえる飄々とした振る舞いを見せる。魔王を名乗るアノスに興味を持っている。[/su_box]

[su_box title="ミサ・イリオローグ【CV:稗田 寧々】" style="noise" box_color="#cf03e6" title_color="#ffffff"]魔族の純血(皇族)と混血(非皇族)を区別なく統一しようと活動するアノスのクラスメイト。魔族の父と精霊の母を持つ半霊半魔。アノスを魔王と信じて配下に入れてほしいと懇願する。[/su_box]

[su_box title="アノスファンユニオン" style="noise" box_color="#cf03e6" title_color="#ffffff"]アノスを崇拝する統一派(混血出身者)の少女たち。アノスを慕い、歌を捧げて応援する。[/su_box]

[su_box title="勇者カノン【逢坂 良太】" style="noise" box_color="#cf03e6" title_color="#ffffff"]2000年前、暴虐の魔王アノスの前に立ちはだかった勇者。戦争の火種を絶つというアノスの最後の願いを受け止める。もしも2000年後、共に生まれ変わったら友人になろうと誓い、暴虐の魔王アノスを討ち取った。[/su_box]

おすすめアニメ
「魔王学院の不適合者」
あらすじ

2000年前、神話の時代。

人の国を滅亡させ、
精霊の森を焼き払い、
神々すら殺して、
魔王と恐れられた男がいた。

かの物は暴虐の限りを尽くし、
その眼前では理さえも滅ぶ。

魔王の名は・・・

魔王が崩御して
2000年の時が過ぎた。

今年は魔王の生まれ変わりが
誕生すると言われた年。

そんな中、
デルゾゲイト魔王学院では、
入学試験の日を迎えていた。

デルゾゲイト魔王学院は
暴虐の魔王の血を引く者を
育てるための教育機関である。

「頑張れー、ミーシャ!」
声援を背に受け
入学試験へと向かう
ミーシャ・ネクロン。

学院へと歩みを進めるミーシャは、
後方からやってきた男と
肩がぶつかると、
手に持っていた
手紙を落としてしまう。

すると、
一人の受験生が手紙を拾い、
封筒に書かれた宛名を読み上げた。

「ミーシャ・ネクロン、
 おまえか?」

彼はそう言って手紙を渡すと
「あ、ありがとう・・・」
と、ミーシャは
恥ずかしそうに手紙を受け取った。

すると彼の背後から、
「しっかりなー!」
「がんばってねー!」
と彼の両親から声援が飛んできた。

すかさず
「ファイト―!ミーシャー!」
と声がかかると
まるで
応援合戦のように
その後も声援が飛び交った。

そんな2人に
門前で目を付けた男がいた。

「親同伴で入学試験かぁ?
 いつから魔王学院は
 子供の遊び場になったんだぁ?」
男はそう言って2人を挑発した。

男の名はゼペス・インドゥ。

魔王の純血を受け継ぐ
皇族の受験者の一人だった。

しかし2人は
ゼペスの言うことを無視して
通り過ぎた。

「お、おい!貴様だ、貴様ぁ!」
ゼペスは慌てて彼を呼び止めた。

「悪いな、
 魔力が小さすぎて目に入らなかった」
そう言うと
彼はようやく振り返った。

その態度に腹を立てたゼペスは
「命乞いすれば許してやる」
と手のひらに炎を生み出した。

しかし彼が
「フゥーー」
とため息をつくと
その炎は一瞬で消え去ってしまう。

「はっ?貴様ぁ、何をしたぁ?」
ゼペスは驚いた様子で言い放つと
「マッチの火を吹き消しただけだ」
と彼は涼し気に答えた。

「俺の炎がマッチの火だと⁉
 生きて帰れると思うなぁー!」
ゼペスの怒りが
頂点に達したその瞬間、
「待て」
と彼はゼペスに命じた。

するとゼペスの体は
何かに縛られたように
動けなくなってしまう。

「これしきの言霊にも従うのか・・・
 しばらくそこで反省していろ」
悶え苦しむゼペスに彼はそう言うと
ゼペスは膝から崩れ落ちた。

いよいよ入学実技試験が始まると
彼は闘技場に姿を現した。

試験の対戦相手は先に挑発してきた
あのゼペスだった。

「よぉ、また会ったなぁ」
ゼペスが彼に言うと、
闘技場の出口が
次々と封鎖されていった。

「逃げられないのがそんなに不安か?」
ゼペスが問うと
「お前が逃げられないのが
 かわいそうだと思っただけだ」
と彼は軽く受け流した。

そして決闘が始まると
力の差は歴然であった。

彼はことごとくゼペスの命を奪うと、
蘇生魔法を使って生き返らせた。

そしてそれを
何度も何度も繰り返すと、
観客たちは
そのおぞましい光景に愕然とした。

繰り返される死の恐怖に
戦意を喪失していくゼペス。

ゼペスは闘志を失い、
やがて精魂尽き果てた。

「俺の負けだ・・・」
そう言って土下座すると
涙を流して敗北を認めた。

規格外の力を持った彼は
その後もなんなく課題をクリアし
魔王学院への入学が決まる。

彼は
同じく魔王学院への入学が決まった
ミーシャを、
合格祝いにと食事に誘った。

「母さんがご馳走を作って
 待っているだろうからな」
彼がそう言うと
「私と?いいの?」
とミーシャは不思議そうに尋ねた。

「俺が誘っているのだ」
と彼は誇らしげに言うと
「行く!」
とミーシャは素直に受け入れた。

彼は食事を楽しむと、
ミーシャを家まで送って行った。

しかしその道中、
2人は何者かによって
行く手を阻まれてしまう。

立ちふさがった相手は
あのゼペス。
そして魔大帝と名乗るゼペスの兄、
皇族、リオルグ・インドゥだった。

オルグは衛兵に周囲を封鎖させ、
数名の部下を引き連れていた。

「弟が世話になった」
オルグは彼に告げる。

「覚悟しな!
 兄貴は俺よりはるかにつぇ」
とゼペスが言いかけると、
オルグはゼペスの胸ぐらを掴み
「もうしゃべるな恥知らずが」
そう言ってゼペスの命を奪った。

「弟のために動いたのではないのか?」
彼は問うと、
「偉大なる暴虐の魔王、
 その尊さを受け継ぐ純血の我らが、
 雑種に侮辱されたままでは
 おれんのでな」
とリオルグは答えた。

「純血?
 雑種?・・・くだらぬ。
 魔王とは、
 すべてを己の力で
 ねじ伏せる者のことだ、
 血の濃さなど関係ない」
彼はそう言ってリオルグを戒めた。

「今の言葉、
 我らが始祖の偉業を
 軽視する発言である」
オルグは怒りをあらわにすると、
部下達は魔法陣を形成し始めた。

しかし彼は
まったく動じてはいなかった。
「まだ気づかぬのか?
 もっとよく目を凝らして
 深淵をのぞいて見ろ」
彼がそう告げた次の瞬間、
オルグ達が発動した魔法陣が
暴走し始めたのだ。

「さっさと制御しろ、死ぬぞ」
彼はいたって冷静にそう告げる。

暴走した魔法陣は
たちまち大爆発を起こし
オルグ達は自滅してしまった。

かろうじて助かったリオルグは、
「私は皇族として、
 断じて
 雑種ごときに敗北するわけにはいかぬ」
そう言うと
皇族にのみ伝えられし禁呪、
「起源魔法」で攻撃を仕掛けてきた。

だがしかし、
それも彼の前ではまったくの無力。

オルグの起源魔法は
ことごとくはじかれてしまった。

「未熟にも程があるが、
 命の危険すらある
 魔法を使った覚悟に免じて
 1つチャンスをやろう」
彼はそう言うと、
地面に転がった
ゼペスの死体に魔法を施した。

するとゼペスは
ゾンビとして蘇り、
自分をころした兄に向って
歩き始めたのだ。

「イテェ、イテェ!
 アニキ!ナゼコロシタ?」
ゾンビと化したゼペスが
オルグに迫る。

ゼペスは
ゾンビ化したことによって
兄をも上回る力を持った。

オルグは反撃するも
ゾンビとなったゼペスには
まるで歯が立たない。

「さっきまで見下していたゼペスも
 今はお前より強い。
 弟を認め、
 共に力を合わせて俺にかかってこい」
彼はリオルグに言った。

オルグ
ゾンビ化したゼペスに目をやると、
「なんだと?信用できるか?
 こんな奴が
 正気を保てるわけがない!」
そう言って彼の言葉を拒絶した。

死を目の前にしたリオルグ
彼は問いかける。
「かもしれんな。
 だがな、
 地獄のような苦しみの中でも
 相手を、
 互いを思いやるのが
 家族というものではないか?」

「信じてみろ、家族の絆を、
 立場など気にせずに、
 兄として、
 弟として過ごした日々が
 お前たちにもあったはずだ」
彼はリオルグに呼びかけた。

だが、
「断るぅ!」
オルグは必死の形相で拒絶した。

そこへ
「クソがぁー、しねぇぇぇぇぇ!」
ゼペスがリオルグに襲い掛かる。

その瞬間、彼はリオルグに命令する。
「呼べ!弟の名を!
 呼べと言っている!!」

オルグの頭によぎる兄弟の記憶。

「ぅうぁぁあぁー!
 ゼペェェェ-ス!!」
兄はようやく弟の名を叫んだ。

が、時はすでに遅かった。

ゼペスの強力な魔法により
黒焦げに朽ち果てた
兄弟の骸が地面に転がった。

「この時代の絆はこんなものか、
 ころしたら死ぬ、
 ゾンビになれば正気を失う・・・
 まったく世話の焼ける奴らだ」
彼はそう言って2人を蘇生させた。

生き返ったリオルグとゼペスは
互いにふてくされながら
その場に座り込んだ。

「我が同胞は、
 2000年のうちに
 すっかり弱体化したようだな」
そう彼が言うと
オルグとゼペスには
反論の余地もなかった。

「貴様いったい何者だ?」
オルグ
去っていく彼に問いかけると、
彼は立ち止まってこう告げた。

「よく聞け、
 愛しき子孫どもよ・・・
 お前たちの始祖は帰ってきた。
 俺こそが暴虐の魔王、
 アノス・ヴォルディゴードだ」

おすすめアニメ
「魔王学院の不適合者」
見どころ

2000年の時を経て、
現世に転生した暴虐の魔王、
アノス・ヴォルディゴード。

この男まさに最強!

魔王が登場するアニメ作品は数あれど、
暴虐の魔王
アノス・ヴォルディゴードは
一線を画しています。

圧倒的な魔力を持ち、
死と蘇生を軽々と操るその力は
紛れもなくチート級。

そして
何より彼を魔王たらしめるのは
絶対なる自信。

まさに魔王の中の魔王!

何が起ころうと
まるで動じる様子もなく
ほとんど表情も変えずに
ニヤリと笑うアノスが
たまらなくカッコいい💖

「お前にできることが
 俺にできないと思ったか?」

「ころしたぐらいで死ぬなら
 俺は2000年前にとうに死んでいる」

「俺には知らぬことが2つある。
 後悔と、不可能だ」

「1分で終わらせてやる」

こんなアノスの自信たっぷりな発言も
続々登場します。

これが俗に言う、3秒ルール

これだけだとアノスは、
ただただ強いだけの
自信過剰な男でしかありませんが、
アノスの真の魅力は
なんといっても家族思いなところ。

アノスは両親に愛されているし
アノスもそんな両親を愛しています。

アノスを溺愛する母イザベラ

その証拠に
アノスは友達ができると、
必ず家に招待して、
両親に紹介します。

そして、友人を交えて
家族団らんの食事を楽しむのです。

温かい食事を大勢で楽しむのは、
ある意味で平和の象徴ですから
彼が何を望んでいるかが
うかがい知れますね。

もちろん家族や仲間に手出しする輩は
誰であろうと容赦はしません!

自身の両親だけではなくて、
他人の家族や兄弟に対しても
彼が向ける想いは同じ。

「地獄のような苦しみの中でも
 相手を、互いを思いやるのが
 家族というものではないか?
 信じてみろ家族の絆を」
1話で
皇族の身分を振りかざし、
暴挙に出たリオルグに対して
アノスが放ったセリフです。

身分に関係なく
家族、親、兄弟は大事にしろ
というメッセージが
作品に込められています。

双子の姉妹、サーシャとミーシャ

互いの力を合わせろ。

皇族も平民も純血も混血も
そんなことはどうでもいい。

変えられない不幸な運命があるなら
ぶち壊せばいい。

アノス・ヴォルディゴードとは
そういう男なんです。

アノスは2000年前、
最後の勇者との戦いで
自らの命を差し出し
戦争を終わらせます。

かつての暴虐の魔王は
最後は平和を望んだのです。

理由は「もう、飽きた」から。

この辺は魔王らしいですね。

そんなアノスに
敵意を向けるのが
魔王の純血の子孫たち。

ちなみに学院内では
魔王の純血の血を引く皇族は
黒い制服、
混血のものには
白い制服の着用が義務付けられ、
差別されています。

では、
タイトルにある不適合者とは
一体どういうことなのか?

この世界で
暴虐の魔王と崇められているのは、
なんと
魔王アノス・ヴォルディゴード
ではなく
魔王アヴォス・ディルヘヴィア

「誰だそいつは?」

と、
作中でアノスが言ってしまうのも
無理はありません。

実はアノス亡き2000年の間に、
暴虐の魔王の存在が
何者かによって
改ざんされていたのです。

アノスが学院で
魔王不適合者と認定されたのも
どうやら
歴史を捻じ曲げられているから。

一体
アヴォス・ディルヘヴィア
とは何者なのか?

その目的は一体何なのか?

これは暴虐の魔王を名乗る男、
アノス・ヴォルディゴードの物語。

この魔王、絶対にして無敵!

「魔王学院の不適合者」

是非ご覧ください。

おすすめアニメ
「魔王学院の不適合者」
主題歌

[su_note note_color="#fee0f1"]

オープニングテーマ

正解不正解

歌 CIVILIAN

作詞 コヤマ ヒデカズ
作曲 コヤマ ヒデカズ
純市
有田 清幸
編曲 CIVILIAN   

Sony Music Records

[/su_note]

おすすめアニメ
「魔王学院の不適合者」
キャスト

[su_note note_color="#fcfc8b"]

アノス・ヴォルディゴード 鈴木達央
ミーシャ・ネクロン    楠木ともり
サーシャ・ネクロン    夏吉ゆうこ
グスタ          松本忍
イザベラ         豊崎愛生
エミリア・ルードウェル  小清水亜美
レイ・グランズドリィ   寺島拓篤
ミサ・イリオローグ    稗田寧々
エレオノール・ビアンカ  渡部紗弓

カノン          逢坂良太

[/su_note]

原作 秋
KADOKAWA
Demon King Academy
制作スタジオ SILVER LINK
2020

「魔王学院の不適合者」
第2期放送決定!

「宇宙(そら)よりも遠い場所」

おすすめアニメ
宇宙よりも遠い場所
キャラクター紹介

[su_box title="玉木 マリ
(たまき・まり)
【CV:水瀬 いのり】" style="bubbles" box_color="#58c7fc" title_color="#000000"]多々良西高校の2年生。ニックネームはキマリ。明るくて好奇心旺盛な性格。だけど、いざ行動となるとあと1歩が踏み出せない臆病な女の子。青春することが目標。[/su_box]

[su_box title="小淵沢 報瀬
(こぶちざわ・しらせ)
【CV:花澤 香菜】" style="bubbles" box_color="#58c7fc" title_color="#000000"]キマリの同級生。南極観測隊員だった母は、南極で行方不明に。それ以来、ずっと南極に行くことを夢見ていた。美形な容姿のわりに人前では不愛想。南極のことばかり考えているので、学校では影で「変人」「南極」などと呼ばれている。[/su_box]

[su_box title="三宅 日向
(みやけ・ひなた)
【CV:井口 裕香】" style="bubbles" box_color="#58c7fc" title_color="#000000"]キマリが通う高校近くのコンビニでバイトをしている。キマリや報瀬と同じ年だが高校は中退。バイトをしながら大学受験の勉強をしている。明るくて天真爛漫な性格で周囲を和ますムードメーカー。自作の名言を言うのがクセ。[/su_box]

[su_box title="白石 結月
(しらいし・ゆづき)
【CV:早見 沙織】" style="bubbles" box_color="#58c7fc" title_color="#000000"]北海道在住の高校1年生の美少女。子供の頃から子役、タレントとして活動しているいわゆる芸能人。幼いころから芸能活動をしているため学校にあまり通えず、友達がいないことに悩んでいる。年に似合わずしっかりしているが、少し偏った考えを持っている。[/su_box]

[su_box title="高橋 めぐみ
(たかはし・めぐみ)
【CV:金元 寿子】" style="bubbles" box_color="#58c7fc" title_color="#000000"]キマリのクラスメイトで幼馴染。サバサバとした性格で、物事に対して少し冷めた見方をする。突拍子もないことを言い出すキマリをうまくコントロールしている。[/su_box]

おすすめアニメ
宇宙よりも遠い場所
あらすじ

多々良西高校に通う高校2年生、
玉木 マリ(以下キマリ)。

散らかった部屋で昼寝をしていると
母親に起こされた。

「昨日言ったよね?
 部屋片づけるって」

母親にふとんを引っぺがされ、
ベッドから床に落とされるキマリ。

すると
額めがけて1冊の手帳が落ちてきた。

「うっ・・・たたたたぁ、
 ・・・んんっ?」

キマリは手帳を開くと、
自分が書いた文字を読み始めた。

「高校に入ったらしたいこと・・・」

「日記をつける、
 一度だけ学校をサボる、
 あてのない旅に出る」

そしてページをめくると、
そこには、「青春、する。」
と書いてあった。

それを見たキマリは
突然大声で泣き出してしまう。

学校の教室。

キマリはクラスメイトで幼馴染の
高橋 めぐみ(以下めぐみ)に
その思いをぶつけた。

「高2になったのに、
 まだ何もしてない
 って気づいたわけ!」
キマリがそう言うとめぐみは
「中学の時もキマリ、
 何もしなかったじゃん」
と冷めた表情で答えた。

「だからだよ!
 高校時代は何かしなきゃ
 って思ってたの!」
切々と語るキマリに
めぐみは
「それで、何するの?」
と尋ねた。

キマリは例の手帳を取り出すと
めぐみに開いて見せた。

「とりあえず、実行しようかと思って!」

キマリはまず東京に行って
それからあてのない旅に出ると
めぐみに話した。

「いつ?」
とめぐみに聞かれたキマリは、
明日行くと言い出した。

「学校をサボって・・・」
と覚悟した様子のキマリに
めぐみは
「いいんじゃないの?」
と軽いノリで答えた。

「えぇぇぇぇぇっ!」

まさかのめぐみの反応に驚くキマリ。

「休むんだよ?ズル休みだよ?」
と念を押すキマリにめぐみは
「まさかキマリ、
 したことないの?ズル休み?」
と逆に聞き返した。

「めぐっちゃんあるの?」
とキマリはめぐみに尋ねると、
「あるでしょ、誰だって一度くらい」
と答えた。

そんな大人びた発言に
キマリは
尊敬の眼差しでめぐみを見つめた。

尊敬!

一緒に行こうと
誘おうとしたキマリにめぐみは
「一緒にはいかない。
 そういうのは
 一人で行くから
 意味があるんじゃない?」
と告げた。

「そうか・・・」
少し残念そうなキマリにめぐみは
「行けばいいじゃん!
 協力はしてあげるからさ」
そう言ってキマリを励ました。

翌日。

キマリはドキドキとワクワクを胸に
雨の中、
東京へ向かって颯爽と駆けだした。

キマリ
「私は旅に出る。
 トイレで着替え、
 学校と反対方向の電車に乗り、
 いつもの学校から
 私1人だけが飛び出して、
 あてのない旅に出る!」 

はずだった・・・。

「なんでここにいる?」
めぐみは
呆れた顔でキマリに問いかけた。

「いやぁ・・・雨だし、
 っというか
 やっぱりズル休みは
 いけないかなぁというか・・・」

結局キマリは学校に来ていた。

「飛行機堕ちるかもしれないし、
 新幹線大爆発するかもしれないし」
とキマリが言うと、すかさずめぐみは
「隕石落ちてくるかもしれないし?」
と続けた。

キマリは
「怖くなった」とめぐみに話すと、
「やったことないこと始めて、
 うまくいかなかったら
 どうしようって、
 失敗したら嫌だなぁって、
 後悔するだろうなぁって、
 ギリギリになると、いつも・・・」
そう言って落ち込んだ。

「まっ、
 それは悪いことじゃないと思うけどな」
慰めるめぐみに対してキマリは、
「私は嫌い、
 私のそういうところ大嫌い」
と本心を打ち明けた。

駅で別れるキマリとめぐみ。

キマリはめぐみに手を振ると、
電車が入ってきたホームへ駆け出した。

すると、
キマリの横を
猛スピードで追い越していく
一人の女子生徒が。

キマリはすれ違う瞬間
女子生徒のカバンから
封筒が落ちたことに気が付いた。


キマリはあわてて封筒を拾い
女子生徒を呼び止めるが
彼女はその声に気づくことなく
階段を駆け上がると
電車に飛び乗ってしまった。

キマリは急いで追いかけたが、
電車は発車してしまう。

ホームに残されたキマリは
おそるおそる封筒の中身をのぞいた。

「えっ?」

封筒の中身は
なんと1万円札の束だった。

「えぇぇぇぇぇぇぇーっ???」

翌日。

キマリは封筒を持って学校に行くと
さっそくめぐみに相談した。

「マジか・・・いくらある?」
というめぐみの質問に
「数えたら、ピッタリ100万」
とキマリは答えた。

「100万⁉」

めぐみは驚きのあまり
教室中に響く大声をあげてしまった。

キマリは
「落としたの、
 うちの制服だったような・・・」
とめぐみに話し、
2人は
学校内にいるであろう落とし主を
探して回ることにした。

しかし
何年生かもわからない
落とし主は
なかなか見つからない。

駅ですれ違った瞬間の記憶だけを頼りに
髪は長く、
たぶん美形のいい匂いの女子生徒を
探すキマリ。

すると、
1人の女子生徒と廊下ですれ違った。


「はっ!、この匂い・・・」

キマリは覚えのある匂いに反応した。

その女子生徒はトイレに入って行った。

あとを追ったキマリはトイレに入ると、
扉の閉まっている個室に近づいた。

キマリが個室の前に立ち
扉をノックしようとした
その瞬間
「ガンッ、ガンッ」と
扉を蹴る音が響いた。

ガンッ!

ビビるキマリ。

「ひぃーっ!」

すると個室の中から、
「う、うぅ100万、100万円・・・」
とすすり泣く声が聞こえてきた。

「ガンッ」と扉を蹴る音が再び響くと、
個室から美形の女子生徒が出てきた。

女子生徒は涙を流していたが、
キマリの存在に気が付くと、
「何っ?」
と強い口調で
キマリに鋭い視線を向けた。

何っ?

「あぁ、いえぇ、あのぉ、」
とキマリは
封筒をちらりと見せた。

「それっ!」
女子生徒は驚きの表情を見せると
キマリに詰め寄った。

「違うの!盗んだとかじゃないよ!」
必死に弁明するキマリ。

女子生徒は
キマリの両肩をガシッと掴むと
「ありがとう・・・、ありがどうっ!!」
そう言って
大粒の涙を流すとキマリを抱きしめた。

彼女の名前は
小淵沢 報瀬(以下しらせ)。

「宇宙(そら)よりも遠い場所」
という本の著者である
小淵沢 貴子の娘だった。

「それ、書いたの私のお母さん・・・
 南極観測隊員だったの。
 中学の時、
 行方不明になっちゃたけどね」

「結局見つからなくて、
 遺品もほとんどないままで・・・
 だから、
 私が行って見つけるの」

しらせは
遠くを見つめながら
キマリにそう話した。

「南極に?行けるの?」
キマリは不思議そうに尋ねると、
「みんなそう言う、
 婆ちゃんも、友達も、先生も、
 先輩も、近所の人も、
 子供が行けると思っているのか?って、
 いくらかかると思ってるんだ?って」
としらせは話した。

「それで、100万?」
キマリが言うと
「うん」としらせはうなづいた。

「私は行く、
 絶対に行って、無理だって言った全員に
 ざまあみろ、って言ってやる」
しらせは
そう言うと教室へと戻っていった。

帰り道。

「南極だよ!南極!すごいと思わない?」
キマリは興奮気味にめぐみに語った。

するとめぐみは
しらせは学校で
結構な有名人だと話した。

「南極行く、南極行くって、
 行けるわけないのにね」
めぐみが言うと
「でも100万あるんだよ!
 それにあの娘、絶対行くって・・・」
とキマリは少し強めの口調で反論した。

そんなキマリにめぐみは
「いけないよ、
 南極だよ?
 それこそ観測隊員にでも
 ならないと無理」
と、冷静に返した。

めぐみが言うには、
しらせは周囲からは変人と呼ばれ、
友達も作らず、
放課後はいつもバイトして
南極へ行くための
資金を貯めているという。

それを聞いたキマリは
少し落ち込んでしまった。

ある日キマリは、
図書室で「宇宙よりも遠い場所」を
見つけると、その内容に見入った。

本を読み終えたキマリが外を見ると、
偶然、しらせを見つけた。

キマリはしらせを誘うと
話したいことがあると告げた。

「私、あなたのこと応援してる!」
キマリは力強くしらせに伝えた。

驚いた表情のしらせに
キマリは
「私、
 高校に入ったら何かしようと思ってた。
 今までしたことないこととか、
 なんかスゴイこととか。」

「でも、何もできなくて、
 いざとなると、怖くなって
 止めちゃって・・・」
と胸の内を明かした。

「だから!
 あんなにみんなに言われて
 馬鹿にされても、
 (南極)行くって本気で頑張れるの
 すごいと思う!」
そう言ってキマリは
宇宙よりも遠い場所」を
しらせに見せた。

ふんっ!

それを見たしらせは
満面の笑みを浮かべた。

「言いたい人には言わせておけばいい。
 今に見てろって熱くなれるから。
 そっちの方がずっといい・・・」

そんなしらせにキマリは
「何か手伝えることない?
 あったら言って!」
とアピールした。

するとしらせは
「じゃぁ・・・一緒に行く?」
そう言って微笑んだ。

「えっ?」
しらせの意外な言葉に
キマリは戸惑いの表情を見せた。

おすすめアニメ
宇宙よりも遠い場所
見どころ

高校生になったら何かやろう!

そんなことを考えてるうちに
あっという間に
1年が過ぎてしまった
高校2年生の玉木 マリ(キマリ)。

彼女の目標は「青春、する」こと。

しかし、
キマリは何かを始めようとする度に
直前でこわくなって止めてしまう。

そんなちょっと臆病な
高校生活を送っていました。

好奇心はあるけど
どうやって
そこに辿り着こうかわからない。

考えているうちにめんどくさくなって
止めてしまう。

誰しもこんな経験ありますよね?

で、

そんな普通の女子高校生が
「青春するために南極を目指す」
っていう・・・。

もちろん、フィクション作品なので、
実際の南極観測とは
条件等の詳細が
異なりますのでご了承くださいね。

この物語では、
しらせが南極で行方不明になった
「母親の遺品を探す」
という目的があるため、
そもそも旅行ではなく、
観測隊として
南極に上陸、滞在しなければならない
という試練があります。

しかし南極観測は国家事業のため、
南極観測に参加できるのは、
観測船の船員を務める自衛隊員と
厳しい審査と訓練に合格した
観測隊員だけ。

国が認めた国家公務員であるか、
派遣として国に雇われた民間人のみ
ということになります。

要するに、
高校生が南極観測に参加することは、
奇跡に等しい・・・。

でも行くと決めたら絶対に行く!

じゃあ、どうやって?

気になりますよね?

まずは、
偶然出会った4人の女子高校生
というのがポイント!

この4人が揃わなければ、
おそらく
南極には行けなかったでしょう。

では、4人の女子高校生を
紹介しますね。

まずは小淵沢 報瀬(しらせ)。

南極で行方不明になってしまった
南極観測隊員の母を持つしらせは、
母の遺品を探しに
南極を目指しています。

この物語の原点的存在です。

高校生が南極に行けるわけがないと
みんなに馬鹿にされても
絶対にあきらめないしらせ。

友達も作らず
バイトで貯めた100万円で
いよいよ夢が叶うかもしれない
というところまできて
落としちゃうんです。

100万・・・。

いや、落としてよかったのか?

100万円落としたせいで、
というか、そのおかげで
しらせはキマリと出会います。

キマリは、
臆病だった自分を変えるために
しらせと一緒に
南極に行こうと決意します。

そんなキマリは、
南極を目指す資金調達のために
学校近くのコンビニで
バイトを始めます。

そこで出会ったのが
同じ年のバイトの先輩
三宅 日向(以下ひなた)です。

日向はキマリの話を聞いて、
自分も南極に行くと言い出します。

ひなたは
わけあって高校を中退していて、
バイトをしながら
大学受験を目指しています。

「来年は本気で受験勉強だって考えると
 1個くらい何かしておきたいなって」
と言うひなたに
「わかるぅー!」と共感するキマリ。

2人は
あっという間に仲良くなります。

ひなたが
なぜ高校を中退したのかも
気になるところです。

こうして、
キマリ、しらせ、ひなたの3人は、
南極目指して
ある作戦を開始します。

なぜなら、今のままでは
南極には絶対に行けないから・・・。

しらせが考えた作戦を実行する3人が
まず最初に向かったのは、
東京、新宿、歌舞伎町!

なんで???

理由は観てのお楽しみ♪

そしていよいよ!
キマリ、しらせ、ひなたの3人は
4人目の仲間
白石 結月(ゆづき)に出会います。

このゆづきが、
彼女たちの南極行きを実現させる
キーマンとなります!

こうして偶然に出会った4人は、
それぞれの思いを胸に
新たな1歩を踏み出すのです。

4人が乗り込む南極観測船
「ペンギン饅頭号」!
氷を砕きながら
大陸に向かって前進していく様が
なんともリアルでワクワクします💖

南極大陸に向かうペンギン饅頭号

もちろん
船内での生活シーンも描かれていて、
その苦労や、意外なイベント、
壮絶な波とのたたかいなど、
見ごたえは充分です。

目指すは南極!
奇跡を起こした
4人の女子高校生の物語。

宇宙よりも遠い場所

是非ご覧ください!

おすすめ
アニメ「宇宙よりも遠い場所
主題歌

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オープニングテーマ

The Girls Are Alright!

歌 saya

作詞 作曲 編曲 
ミト(クラムボン

KADOKAWA

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おすすめアニメ
宇宙よりも遠い場所
キャスト

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玉木 マリ  水瀬いのり
小淵沢 報瀬 花澤香菜
三宅 日向  井口裕香
白石 結月  早見沙織
藤堂 吟   能登麻美子
前川 かなえ 日笠陽子
鮫島 弓子  Lynn
高橋 めぐみ 金元寿子
玉木 リン  本渡 楓
白石 民子  大原さやか
迎 千秋   てらそままさき
財前 敏夫  松岡禎丞
氷見 大   福島 潤
轟 信恵   阿澄佳奈
佐々木 夢  遠藤 綾
安本 保奈美 小松未可子
小淵沢 貴子 茅野愛衣

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原作 よりもい
音楽制作 KADOKAWA
宇宙よりも遠い場所」制作委員会
アニメーション制作
      MADHOUSE

協力
文部科学省
国立極地研究所
海上自衛隊
SHIRASE5002(一財)
WNI気象文化創造センター

2018