「放課後さいころ倶楽部」

おすすめアニメ
放課後さいころ倶楽部
キャラクター紹介

[su_box title="武笠 美姫【みき】
(CV:宮下 早紀)
" box_color="#fc9ac8" title_color="#000000"]人見知りで臆病な性格の高校1年生。「ヘッドフォン」を付けて話しかけられないようにしているほど、人付き合いが苦手。遊ぶことが下手で時間の楽しみ方がわからない。運命的な出会い、そして「アナログゲーム」が彼女の人生を変えていく。[/su_box]

[su_box title="高屋敷 綾【あや】
(CV:高野 麻里佳)
" box_color="#faad4b" title_color="#000000"]元気で活発、明るい性格の高校1年生。「美姫」のクラスメイトで京都に引っ越してきたばかり。仕事がカメラマンの父は、世界中を旅しているため、ほとんど姉と2人で暮らしている。人なつっこく、思いやりがあるので、人見知りの「美姫」ともすぐに仲良しに。[/su_box]

[su_box title="大野 翠【みどり】
(CV:富田 美憂)
" box_color="#acfc5d" title_color="#000000"]優しい性格ながらも、ルールには厳しい高校1年生。「美姫」と「綾」のクラスメイトでクラスの委員長。ゲームショップ「さいころ倶楽部」でアルバイトをしている。「美姫」と「綾」にゲームのルール説明やアドバイスをしてくれる。ゲームデザイナーになるのが夢。[/su_box]

[su_box title="エミーリア【エミー】
(CV:M・A・O
" box_color="#60fac1" title_color="#000000"]ドイツから留学してきたゲーム好きの高校1年生。父がボードゲームカフェをオープンするため、京都にやってきた。街中で偶然「美姫」たちを見かけ、後の出会いに運命を感じる。故郷ドイツでゲームデザイナーになることを夢見ている。[/su_box]

[su_box title="高屋敷 花【はな】
(CV:東城 日紗子)
" box_color="#fae160" title_color="#000000"]「綾」の姉。飼い猫のさくらに逃げられてしまったある日、偶然居合わせた「美姫」に助けてもらう。後に、妹の「綾」と「美姫」がクラスメイトだと知って驚く。[/su_box]

[su_box title="牧 京子【まきちゃん】
(CV:松井 恵理子)
" box_color="#e094fe" title_color="#000000"]「花」の友達。「花」のバイト先で、酔っぱらった客に絡まれている「花」を助けて仲良しに。不良っぽい見た目とは裏腹に、引っ込み思案な「美姫」を気にかけてくれる、強くて優しいお姉さん。[/su_box]

[su_box title="金城 タケル【店長】
(CV:黒田 崇矢)
" box_color="#82befb" title_color="#000000"]ゲームショップ「さいころ倶楽部」の店長。こわもてな外見で「美姫」たちに驚かれてしまうが、中身は優しい店長。優しいとはいえ、いざゲームが始まれば、相手が誰であろうと容赦はしない。バイトで働く「翠」の夢を応援している。[/su_box]

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放課後さいころ倶楽部
あらすじ

舞台は京都。

鴨川北高校に入学した
武笠 美姫(みき)。

引っ込み思案の美姫は、
幼い頃から遊ぶことが下手で
「楽しい時間」というものが
よくわからずにいた。

そんな美姫が「たのしい」を
一緒に見つけてくれる仲間と
運命的な出会いをしていく物語。

「みんなの好きなことが苦手」
「みんなの興味があることに
 興味がもてへん・・・」

そんな美姫は
クラスに馴染めずにいた。

人が大勢いるところが苦手な美姫は
今日も通学路を外れ、
鴨川沿いを1人で帰宅する。

すると後ろから、
「どいて、どいて~!」と叫ぶ声が。
美姫は振り返ると、
自転車に乗った女子生徒が
勢いよくこちらに向かってくる!

するとそのまま
川の中に突っ込んでしまった。

その女子生徒は
美姫のクラスメイト
高屋敷 綾(あや)だった。

京都に
引っ越してきたばかりだという綾は、
美姫に京都を案内してほしいと頼む。

美姫は困惑するが、
「いいから、いいから!」と綾に
無理やり手を引っ張られてしまう。

2人はバスを降りると、
「じゃ、行こっか?」と綾が言う。

「行くって、どこに?」と
美姫が尋ねると
「てきとー、てきと~」
と綾は目的もなく歩き出した。

そんな綾の姿を見た美姫は
「適当に歩いたら迷子になりますよ!」
と不安そうに綾を引き留める。

すると綾は、
「迷子?」
「そうだ!今日は迷子になろうよ!」
そう言うと綾は
自然豊かな山の中へと入っていった。

小川のせせらぎに沿って道を進む2人。

知らない山の奥に
入って来てしまった美姫は、
怖くなり始めていた。

「あ、あの高屋敷さん・・・」
「なんか、えらい山の中に
入ってきてしもたけど・・・」
「大丈夫なんかなぁ?」

そんな美姫の言葉をよそに
綾はキャッキャと楽しんでいる。

いよいよ不安が頂点に達した美姫は、
「聞いてー!」
と綾に大声を張り上げた。

ビックリした綾は美姫を見つめる。

「初めてなんやろ?」
「ここ歩くの・・・」
「道、わからへんよね?」
「地図も持ってへんし」
「ほんまに、迷ってまうよ!」

そう言うと美姫は、
その場に座り込み泣き出してしまった。

そんな美姫の姿を見た綾は
にっこりと優しく微笑み
美姫の頭を
「よし、よし」と言って撫でた。

「美姫ちゃんは下手なんだね」
「遊ぶこと・・・」
と綾が言うと
美姫は不思議そうに綾の目を見つめた。

綾は
「ねえ、
 私たちは今どこへ向かってるの?」
そう美姫に尋ねると、
「どこって?どこも向かってへんよ」
と美姫は答える。

すると綾は
「そう!そうだよ美姫ちゃん!」
「それが大事!」
「迷子になるにはね、
 目的が必要なの!」
と話し始めた。

「えっ?」と不思議そうに聞く美姫に
綾は話を続けた。

「行きたいお店があるとか、
 なんでもいいけど・・・
 目的地があって、
 そこに辿り着けないのが
 迷子でしょ?
 だとしたら、
 私たちは絶対迷子にならない!
 なぜなら!
 私達には目的地がないからです!」

そう言ってドヤ顔する綾に美姫は、
「そ、それは、そうなんかな?」
と、半信半疑に答えた。

「だからこれは、
 迷子ではなく、迷子ごっこです!」
ごっこだから、遊びだよ」
「遊びなんだから、
 美姫ちゃんがすることは
 帰り道の心配じゃないよ!」

「知らない道も、景色も
 全部まとめて
 楽しんじゃえばいいんだよ!」
そう言って綾は美姫に手を差し伸べた。

美姫は涙をぬぐうと
「うん」とうなづいて綾の手を握った。

その後、日が暮れるまで
2人は知らない京都の景色を楽しんだ。

ずっと京都で暮らしてきた美姫でさえ、
知ることのなかった世界が広がる。

夕日を眺める美姫と綾。

いつの間にか
美姫の表情から不安は消え、
自然と笑顔になっていた。

帰りのバスの中。

ふと、外を見た2人は
クラスの委員長
大野 翠(みどり)を見つける。

規律に厳しい委員長が、
夜遅くに外を出歩いていることを
不思議に思った2人は、
翠の後を付けることにした。

繁華街を歩く翠。

すると翠は
怪しい雑居ビルに入っていった。

後を付ける美姫と綾が
エレベーターを降りると、
さいころ倶楽部」
と書かれたドアの前に立った。

恐る恐る中へと入る2人。

そこには見たこともない
色とりどりの箱が
部屋いっぱいに並んでいた。

箱には外国語の文字が。

「読めへん」
美姫が言うと、
「ドイツ語だよ」と男性の声。

「いらっしゃい!」
さいころ俱楽部へようこそ!」
背後から突然現れた大男に
美姫と綾は驚いて叫んでしまう。

「きゃーっ!」

2人の叫び声に慌てる大男の後ろから、
エプロン姿の翠が現れた。

「店長!
 背後から
 お客さんに話しかけないでって
 言ってるじゃないですか?」
と翠が呼びかける。

大男はこの店の店長だった。

そして
美姫と綾を見つけて驚く翠。

「どうしてここに?」
翠が尋ねると
「ずるいよ!委員長!」
 私には校則破るなって言っておいて、
 自分はこんな時間に何やってるの~?」
と綾が逆に問いただした。

すると翠は
「私はココでバイトしているだけよ」
と話し始める。

学校の許可を得てバイトしているので、
18時以降も外出が許されているようだ。

「早く帰りなさい、校則違反よ!」と
注意される美姫と綾。

しかし店長は
「まぁ、いいじゃないか
 翠ちゃん・・・」
と、翠をなだめると、
美姫と綾に少し遊んでいかないか?
と勧める。

「遊ぶって何して遊ぶの?」

そう綾が尋ねると
「ゲームショップに来て
 ゲームの他に
 何をするっていうんだ?」
と大声で笑う店長。

「もしかしてここにあるのって・・・
 全部ゲーム!?」
と驚く綾と美姫。

「ここはアナログゲーム専門店」
と店長は説明した。

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放課後さいころ倶楽部
見どころ

ボードゲームやカードゲームといった
アナログゲーム」を通して
心を通わせていく高校生たち。

舞台となる京都の街並みや自然が
美しく描かれた作品でもあります。

美姫、綾、翠、
3人のクラスメイトが
「ゲーム」や「遊び」を通じて
成長していく青春ストーリー。

幼い頃から引っ込み思案だった美姫は、
高校生になって初めて
「たのしい」を
一緒に見つけてくれる「友達」と
運命的な出会いをします。

美姫とは正反対の
天真爛漫で好奇心旺盛な綾。

頭脳明晰で
冷静沈着なまとめ役の翠。

それぞれ個性豊かな
キャラクターを持っていますが、
2人の共通点は
心優しくて思いやりがあること。

2人との出会いは、
臆病な美姫に勇気を与えます。

美姫をかわいがる翠

そして様々なゲームを通じて
「前へ進む」という、
美姫が今まで目を背けてきたことに
向き合っていくのです。

ある日、綾の家で
ゲームをすることになった美姫は、
綾の姉「花」の友達の
「まきちゃん」に出会います。

美姫、綾、翠、花、まきちゃんの
5人でゲームをやることに。

まきちゃんは
いかにも不良っぽい見た目の
美姫が苦手なタイプ。

初対面のまきちゃんは
美姫に見覚えがあると言う。

さらにまきちゃんは、
美姫が臆病にゲームする様子を見るなり
「美姫ちゃん、
 自分、よういじめられたやろ?」
「そんなビクビクしとったら、
 いじめてくれ
 言うとるようなもんやで」
と言い放ちます。

そんな問いに美姫はハッとします。

まきちゃんに勝負を挑む美姫

実は美姫、
この「まきちゃん」と過去に
運命的な出会いをしていました。

それは、美姫が小学生の頃の話。

いつもビクビクしている美姫に
腹を立てた同級生と
見知らぬ年上の女の子

美姫が大事に持っていたぬいぐるみを、
彼女たちに
取り上げられてしまったのです。

そんな嫌な思い出がよぎった美姫。

「まさか?」
と不安になってしまいます。

そしてゲームの終盤、
美姫はまきちゃんと
1対1の勝負をする流れに。

幼き日の美姫を救ったのは・・・

そして決着後、
美姫は
忘れていた「まきちゃんとの記憶」
を思い出すのです。

そんな幼き日の美姫の様子も、
ストーリーの見どころの一つです。

そして毎話必ず
ゲームや遊びを紹介してくれるのが
放課後さいころ倶楽部の最大の特徴!

ゲームのルールや詳細は
翠が丁寧に説明してくれて、
さらに
実際にやって見せてくれるので、
アナログゲームに馴染みのない人も
十分に楽しめます。

海外のボードゲームだけでなく、
将棋のような駒を使った
「ごいた」という遊びや
「だるまさんが転んだ」などの
日本の伝統的な遊びも登場します。

ドイツから来た留学生の
「エミー」は
日本の遊びを教えてほしいと
美姫たちに頼みます。

そこで提案されたのが
「だるまさんが転んだ」

「だるまさんが転んだ」に挑戦するエミー

4人は実際に遊んでみることに。

しかしエミーは
「この遊びは
 どうやったら終わるですか?」
と疑問を投げかけます。

さらに
子供の行動にはリスクだけがあって
ご褒美がない。

これではタッチに行く
モチベーションが上がらない
と指摘したのです。

たった一度遊んだだけで
的確に分析してしまうエミーに驚く翠。

するとエミーは、
「終わり」と「ご褒美」を加えれば
だるまさんが転んだは
もっと面白くなると言って
新たにルールを付け加えます。

するとどうでしょう!

子供の遊びが一転、
スリルある立派なゲームに!

驚くほど競技性が増した
「だるまさんが転んだ」は必見です!

3人で海へ旅行に行ったり、
文化祭ではメイド服姿で
ボードゲームカフェ」
に挑戦したりと、
ストーリーの見どころも満載です!

美姫のCV
宮下 早紀さんの京都弁が
やさしくて心地よくて、
ずっと観ていたくなる作品です。

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主題歌

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オープニングテーマ

Present Moment

歌 富田 美憂

作詞   金子麻友美
作曲・編曲 睦月周平

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キャスト

[su_note note_color="#fceea0"]武笠 美姫  :宮下 早紀
高屋敷 綾  :高野 麻里佳
大野 翠   :富田 美憂
エミーリア  :M・A・O
金城 タケル :黒田 崇矢
田上 翔太  :天﨑 滉平
吉岡 龍二  :堀江 瞬
牧 京子   :松井 恵理子
高屋敷 花  :東城 日沙子
渋沢 蓮   :小岩井 ことり
青島悠人   :八代 拓
[/su_note]

原作 中道 裕大
小学館
放課後さいころ倶楽部制作委員会

2019