「その着せ替え人形は恋をする」

おすすめアニメ
「その着せ替え人形は恋をする」
キャラクター紹介

[su_box title="喜多川 海夢【まりん】
(CV:直田 姫奈)" box_color="#fdcde2" title_color="#000000"]元気で活発、ギャルな高校1年生。クラスの人気者でバイトで読者モデルをするほどの美少女。そんな周囲の反応を気にすることなく、誰とでも対等に接することができる素直でハッキリした性格。後先考えずに行動して失敗することも多い。アニメやゲームのキャラクターが大好き過ぎて、自分もそのキャラになりたいとコスプレをするのだが・・・[/su_box]

[su_box title="五条 新菜【わかな】
(CV:石毛 翔弥)" box_color="#fdcde2" title_color="#000000"]海夢(まりん)と同じクラスの高校1年生。自分に自信がなく内気な性格だが、真面目で実直な一面がある。幼いころ雛人形の頭師(雛人形の顔を作る職人)である祖父が作った雛人形に一目惚れをして以来、自分も祖父のような頭師になりたいと雛人形作りに没頭している。そのせいで、今まで恋人はおろか、友人さえもできずにいる。[/su_box]

[su_box title="乾 紗寿叶【さじゅな】
(CV:種崎 敦美)" box_color="#fdcde2" title_color="#000000"]一見小学生にも見えそうな小柄な美少女。実は高校2年生。「JuJu」という名前でコスプレイヤーをしている。海夢(まりん)も憧れるほどの有名レイヤーだが、自分がコスプレをしたいだけで、他人と共有したいわけではない。人見知りなのでイベントなど人前には姿を現さず、写真は妹に撮ってもらっている。[/su_box]

[su_box title="乾 心寿【しんじゅ】
(CV:羊宮 妃那)" box_color="#fdcde2" title_color="#000000"]紗寿叶(さじゅな)の妹で中学2年生。小柄な姉とは真逆に178センチという高身長。その大きな体格とは裏腹に、おとなしく内気な性格。カメラが趣味で姉の専属カメラマンをしている。姉のコスネーム「JuJu」を名付けたのも実は彼女。自分はコスプレしたくないと言っているが・・・。[/su_box]

[su_box title="五条 薫
(CV:斧 アツシ)" box_color="#fdcde2" title_color="#000000"]新菜(わかな)の祖父。五条人形店で雛人形の頭師をしている。両親のいない新菜を引き取り、2人で暮らしている。頭師を目指している新菜を応援しながらも、人形作りに没頭しすぎて友人がいないことを心配している。[/su_box]

おすすめアニメ
「その着せ替え人形は恋をする」
あらすじ

クラスに話し相手もいない、
友人なんて1人もいない、
そんな冴えない高校生活を送る
五条 新菜(わかな)」。

彼の夢は雛人形の頭師
雛人形の顔を作る職人)
になること。

両親を亡くして
祖父の家に引き取られた幼いわかな。

人形店を営む祖父の家で見たものは、
色とりどりの
美しい雛人形の数々だった。

幼いわかなは、
頭師である祖父が作った雛人形
一目惚れしてしまったのだ。

頭師を目指すことにした
幼いわかなは
雛人形作りに夢中になってしまう。

そんなある日、
わかなは同じ年頃の女の子に
「気持ち悪い!」
「なんで男の子のくせに
女の子の人形が好きなのよ?」
と嫌われてしまう。

その言葉に
ひどく傷付いたわかなは
この時の出来事が
トラウマになってしまう。

それ以来わかなは、
同年代の子との関りを避け、
大好きな雛人形のことを
誰にも話すことなく
学生生活を送ってきた。

高校生になったわかな。
祖父が作った
お気に入りの雛人形の頭に
話しかける日々。

「俺の好きなものと、
みんなの好きなものは違って・・・」
「だから俺がいたら場を乱すし」
「嫌な気持ちにさせるって決まってる。」

「俺がいないほうが・・・」

教室でふと、
そんなことを考えていると、
宙を舞い、
わかなの机に迫ってくる生徒が!

その生徒は
わかなの机に頭をぶつけてしまう。

「いたた~・・・」
なんとそれはクラスの人気者
「喜多川 海夢(まりん)」だった。

驚くわかなにまりんは
「ごめんね~・・・」
「っと~?・・・五条君!」
と何事もなかったように切り出した。

「大丈夫?」と問われるわかなは
「は、はい!」としか言い返せない。

するとまりんは、
わかなの腕が墨汁で
汚れていることに気付く。

わかなの腕をつかみ
「なんかついてるよ~」
「なんだろこれ~?」
と腕をこすり始める。

そんなまりんの手を思わず振り払い、
「こ、れは~、平気なやつなんで」と、
わかなは
そっけない態度をとってしまう。

するとまりん
「なら、いいけど!」と、
にっこり微笑んだ。

離れていくまりんの後ろ姿に
赤面するわかな。

それもそのはず。

友達も多くて、
いつもクラスの中心にいて
自分とは住む世界の違う女性。

そんなまりんに
初めて話しかけられたのだから。

すると
まりん達の話声が聞こえてくる。

盛り上がる会話の中でまりんは
「人の好きなもの、
馬鹿にすんなよ!ってなるでしょ?」
と、声を張り上げる。

その言葉はわかなの心に突き刺さった。

その日の放課後、掃除の時間。

バイトがあって早く帰りたいので
一人で掃除をやってくれないか?と
クラスメイトに
お願いされてしまうわかなは
「いいよ」と受け入れてしまう。

「一人で全部は大変だけど
自分が会話に入れなくて
気まずくなってしまうよりましだ」
と考えてしまったのだ。

わかなが一人で掃除を始めようとした
その時・・・、
教室に入ってきたまりんが
黙って椅子を机の上に乗せ始めた。

驚くわかなは
「何してるんですか?」と尋ねると、
まりんは
「見たまんまなんだけど、掃除・・・」
とさらっと返す。

自分も掃除当番だから当然
というまりんは、
「他の人は?」とわかなに尋ねる。

事情を説明するわかな。

「頼りになるって言われるし、
いいかな・・・って」

そんなことを言うわかなにまりんは
「それ、頼られてるんじゃなくて、
パシられてるだけだから!」
と一蹴する。

ハッとするわかな。

「嫌なのに
何でも言うこと聞くって違くない?」
「自分のために
絶対しちゃダメでしょ!」
「自分の気持ちは、
自分のために言わなきゃダメだよ!」

そう告げるまりんに
わかなは何も言い返せなかった。

その日の夜。

ミシンで
雛人形の服を縫うわかなだったが、
突然ミシンが動かなくなってしまう。

「切りのいいとこまで
やりたかったんだけどな・・・」

すると、わかなはいいことを思いつく。

翌日の放課後。

家庭科室のミシンを
借りることができたわかなは、
楽し気に作業を始める。

つい学校だということを忘れて
いつものように
雛人形の頭に話しかけていると、
突然、家庭科室のドアが開いた。

そこには
ぼうぜんと立ち尽くすまりんの姿が!

わかなの行動に唖然とするまりん。
「おわった・・・」
わかながそう思った時、

「スッゴーイ✨」
「五条君、ミシンできる人なの?」

まさかのまりんの言葉に
困惑するわかなは、
自分は雛人形の店をやっているからと
事情を説明する。

しかもわかなが持つ雛人形の頭を見て
「めっちゃキレイじゃん!」

そんなまりんの言葉にわかなは、
「生まれて初めて
自分が好きなものを人に褒められた」
と嬉しくなった。

この頭はじいちゃんが作ったもので
自分は服を作るくらいしかできない
と話すと、
まりんがピクっと反応する。

「服・・・、作れんの?」

まりんはそう言うと
突然制服を脱ぎ始めた。

驚くわかなにまりんは
「あの・・・
向こうむいててもらっていい?」

「はいっ!」とまりんに背を向ける。

緊張するわかなをよそに
何やらごそごそし始めるまりん。

「五条君・・・、こっち・・・みて。」

おそるおそるわかなが振り返ると
そこには
何やら黒い布のようなものを纏った
まりんの姿。

どうやら
「推しキャラのコスプレ」
をしているようなのだが、
その手の話に「うとい」わかなは
頭の中がパニックになってしまう。

ただ一つ言えたのは
まりんが自分で作ったという
そのコスプレ衣装が
酷いものだということ。

これには
さすがのまりんも涙が出てしまう。

放課後に残って
こっそり家庭科室で作っていたようだ。

「五条君!、
私にコス衣装作ってくんないかな?」

わかなの手を握り真剣に訴えるまりん。

わかなの脳裏には
これまでまりんが発してきた
言葉の数々がフラッシュバックする。

「五条君、ミシンできる人なの?」

「めっちゃキレイじゃん!」

「人の好きなもの、
馬鹿にすんなよ!ってなるでしょ?」

「自分の気持ちは、
自分のために言わなきゃダメだよ!」

わかなの手を握るまりんの両手を
わかなも両手で強く握り返す。
そうしてわかなはうつむくと、
まりんの手をそっと突き返してしまう。

おすすめアニメ
「その着せ替え人形は恋をする」
見どころ

コスプレがテーマのストーリー。

と、いっても
ただ可愛い娘がコスプレするだけの話
ってわけでもありません。

まぁ、かわいいんですけど・・・、
しっかり青春ドラマしてます。

そして作品の画力が強い。

雛人形の描写の美しさも
さることながら
風景、背景や衣装の
キラキラした描写がキレイ✨

で、
自分の好きは胸張って
とことんやらなきゃ損でしょ?
って感じの「まりん」と、
自分の好きなものを
他人に話せない内気な「わかな」。

真逆の2人が
コスプレを通して心を通わせていきます。

「コスプレ衣装って
こんな風に作ってるんだ」とか
「コスメイクって
こうやるんだ」とか
「コスイベって
こんなとこでやるんだ」とか
とにかく
コスプレを知らない人にとっては
新鮮なシーンがいっぱい!

コスプレのテクニックや苦労も知れて
これが結構面白い。

コスプレするまりんの
コスプレをする人もいますよね。

東京、池袋にある、
生地専門店「ユザワヤ」や
ウイッグ専門店
「Swallowtail」(スワローテイル)
サンシャインシティ」など
実際に存在する、
お店や舞台が登場するのも必見です。

まりんは見た目も話し方も
ギャル丸出しで、美人で人気者、
おまけにバイトは「読モ」。

だけど
それを鼻にかけたりしない。

アニメ大好き、ゲーム大好き、
でもって
好きなことには一途で真剣、
いつだって全力。
バイト代は全部コスプレ衣装に!

素直な性格が過ぎるので、
思ったことはハッキリ口に出すし、
顔にも出ちゃう。
その表情が尊いし、マジ神!
ってまりん風に言ってみました。

わかなが寝る時間も惜しんで
衣装を作ってくれたことを知れば、
大号泣して
「ごめんね・・・」
「ありがとう」
「めっっちゃ嬉しい!!」と
その感謝の気持ちを全力で表します。

まりんは感情表現が豊かなんです。

そんなクラスの人気者
「喜多川さん」と
冴えないぼっち男子
「五条君」が
まさかあんなことになるなんて!・・・

ストーリーの中盤に差し掛かると
新しいキャラクターも登場します。

ドシャ降りの雨のなか
傘もささずに五条人形店にかけこむ
ずぶ濡れの美少女。

じいちゃんは、
わかなの友達だと思って
家にあげちゃいます。

しかも
お風呂まで貸してあげちゃう
優しいじいちゃん💖。

わかな帰宅。

「友達来てるぞ」
そう言い残し、じいちゃん外出。

「じいちゃん、
いったい誰を家にあげたんだ?」

「喜多川さんは
今日バイトだって言ってたし」

「俺には
喜多川さん以外友達いないし。」

まさか詐欺?新手の泥棒?

焦るわかなは
思い切って風呂場の扉を開けた。

そこにいたのは、なんと!・・・

おたのしみに‼

「その着せ替え人形は恋をする」
続編(2期)制作決定!

おすすめアニメ
「その着せ替え人形は恋をする」
主題歌

[su_note note_color="#53f3f7"]

オープニングテーマ

燦々デイズ

歌 スピラ・スピカ

作詞 幹葉
作曲 寺西 裕二
編曲 If I

[/su_note]

おすすめアニメ
「その着せ替え人形は恋をする」
キャスト

[su_note note_color="#fdf8be"]喜多川海夢:直田姫奈
五条新菜:石毛翔弥
乾紗寿叶:種﨑敦美
乾心寿:羊宮妃那
五条薫:斧アツシ
[/su_note]

原作 福田晋一
SQUARE ENIX
「着せ恋」製作委員会

アニメーション制作
    CloverWorks
2022